2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

Kittsan流ブログの意味

ブログ講習会で学び、kittsan流ブログを開設して約1ヶ月とすこし。 ブログを書いたり、私の拙い記事を読んでくださる方々とのやりとりは楽しかった。 元々文章は苦手で、手紙や日記を書く習慣などまったくなし。 それでもブログに向かうと、あれも書きたいこ…

春宵一刻値千金

春宵一刻値千金 (しゅんしょういっこくあたいせんきん) 花有清香月有陰 (はなにせいかあり、つきにかげあり) 歌管樓臺聲細細 (かかんのろうだいこえさいさい) 鞦韆院落夜沈沈 (しゅうせんいんらくよるちんちん) 春の夜の一刻は千金に値する 清らかな花の香り…

田毎の月・姨捨/長野編

長野県千曲市にある姨捨(おばすて)・・・ 姨をこの山に捨てた男性が、名月を見て後悔に耐えられず、翌日連れ帰ったという民話より名がついたとされています。 素晴らしく景色のいい場所で、車で、あるいは電車でここを通る時はわくわくします。北越五山(…

理想の学校・松代文武学校/長野編

古来、東アジアでは儒教の影響もあって、優れた教育のシステムがあります。 文武両道といいますが、学問と武術を体得することで、 将来の社会人としての良識あるマナーや秩序を学んでいきます。 そうした最もいい形の学舎が長野市松代にありました。 幕末期…

巨大な地下室・象山地下壕/長野編

太平洋戦争末期、極秘裏に大本営、政府各省等を今の長野市松代に移すという 膨大な計画があったそうです。岩盤の固い象山に穴を開け、縦横碁盤の目にトンネルを掘り、 その中に皇族や政府要人を一時的に避難させるものです。 総延長約6km、床面積23.5㎡。…

理想の住まい・旧横田家/長野編

長野市の周りには、小布施、須坂、信州中野など、魅力的な町が散在しますが、 真田家の城下町松代は特に好きで、今回も歩いて旧跡を巡りました。 ここ松代に旧横田家という重要文化財の建物があります。 松代藩真田家の家臣で、150石の禄を受けていた横田家…

奈良千秋さんの美しい器/長野編

奈良千秋さんは日本の磁器作家の第一人者で、 その端正で気品ある白磁、青白磁に多くのファンがいます。 古典的な祭器の要素とモダンなデザインが組み合わさった、 暖かみと清潔感溢れる作風に私も魅せられてきました。 特にへらを使って均等に面を作ってい…

ピアノの思い出

御多分に漏れず、私の家にも開かずのビアノがあります。 妹の就職試験に必要とされてやって来たこのピアノ。 彼女が就職して上京した後、使われなくなって、私に番が回ってきました。 あれは20代の頃。もう早くは動かなくなった手で、 バイエルから始まって…

バッハ 平均率クラヴィーア曲集

天国へいっても聞きたい音楽は? 一人離れ島に行く時持って行くCDは? クラシック音楽愛好家で1位になるのは、たぶんバッハの平均率クラビーア曲集ではないでしょうか。 第1巻と第2巻、各24曲のプレリュードとフーガからなる鍵盤楽器の名作です。 この曲を…

5分の1のサイズ MINIカシコ

以前、家具模型のお話しをしましたが、Gマークに選定されたZUSHIカシコを開発する時も 傾斜や角度のある形を図面では想像しにくいため、1/5の模型を作りました。。 ZUSHIカシコのサンプルとして、あちこち持って行ったら、かわいらしい、おもしろいと模型…

祈りの家具 ZUSHIカシコ

キャプション 仏壇や厨子のイメージを新たにした祈りの家具。合掌型フォルムが大切なものをやさしく包み込む形を表し、 内部の空(うつ)なる空間は、祈る、祀る、納めるという人の行為とその心を受け取ります。 天を指す鋭角の屋根と、背面のスリットから差…

Gマークはお金がかかる?

ZUSHIカシコは我が工房の代表家具のひとつで、新鮮なデザインが特徴です。 静岡県のコンペで入選し、その勢いで日本のデザインの最高権威 2007年度Good Design賞(Gマーク取得)に挑戦しました。 第一次審査は書類によるノミネート商品の審査。 審査料は10,…

藤森照信建築巡り 番外編(東京計画2107)

2007年5月、東京オペラシティのギャラリーで開かれた「藤森建築と路上観察・ 第10回ベネチアビエンナーレ建築展・帰国展」を見に行きました。 相変わらずサービス精神に富んだ、盛り沢山の藤森先生の展示を十分楽しませて頂きましたが、 その中で、それほど大…

藤森照信建築巡り 5 (茶室徹)

先日の藤森照信氏の静岡講演のあと、 長野に行く用事があったので、 思い出したようにここに寄って来ました。 「茶室徹(てつ)」は山梨県北杜市長坂町の「清春芸術村」の中にあります。 清春(きよはる)芸術村は白樺美術館、ルオー礼拝堂、梅原龍三郎アトリ…

藤森照信建築巡り 4 (ねむの木こども美術館)

ねむの木こども美術館は比較的新しい藤森建築で、2007年4月にオープンしました。 浜岡町から掛川市に移転して、ねむの木村となった中にあります。 今までの藤森建築と大きく違うところはほとんど角張った感じがないこと。 巨大きのこのような、マンモスのよ…

藤森照信建築巡り 3 (高過庵)

「神長官守矢史料館」へ行ったとき、左のような「藤森照信展」のチラシがありました。 よ〜く見ると、期間初日と最終日には藤森先生が近くにある茶室「高過庵」を案内してくれるとのこと。 外からは見たが、中へ入れるチャンスなど滅多にない。もう一度、ぜ…

ブログ講座 中級編

今、ブログ講座中級編に参加しています。 12月の入門編から、2月の初級編を経て、 ブログ開設に至りました。 一緒に勉強した仲間たちの何人かは 毎日のようにブログを書いているようで頼もしい。 また、色々な方からコメントを頂き、 うれしいやら、はずかし…

藤森照信建築巡り 2 (神長官守矢史料館)

建築家藤森照信氏の生家は長野県の諏訪地方。 建築史家として有名な藤森氏が地元で依頼されて初めて建てたのが茅野市にある「神長官守矢史料館」。 長野にいる娘の所へ行く途中、ここへ寄り道をしました。 諏訪大社の神長官、守矢家代々の歴史史料が公開され…

藤森照信建築巡り 1 (秋野不矩美術館)

建築家藤森照信氏との出会いはNHKETV特集「スロー建築のススメ〜藤森照信流家のつくり方~」 という番組を見たことからでした。 なんともユーモラスな番組で、ユニークな建築家がいるなあと、がぜん興味が沸きました。 番組のなかで、天竜にある「秋野…

建築家・藤森照信氏講演会

待ちに待った藤森照信氏の講演会。 静岡のインテリアコーディネーターの方々が招聘し、 「藤森流建築と自然素材」というタイトルで講演されました。 「泥の教会」など、人間の知恵と美意識が生み出した世界にある原初の建物遺産の紹介た後、 土、石、木、草…

今日もどら焼あきらめました。

浅間通りにある有名などら焼き屋さん。 毎日こんな行列です。 ご主人が見事な手付きで焼いていますが、なにせ 一度に出来るのは一枚の鉄板の上でどら焼き10個分。 ひとり5個まで、予約はだめ、 連れの子供は行列のカウントなし。 私も並んだことありますが…

1/5サイズの家具

1/5サイズの模型 新しい家具を作るときは、 当然家具図面を書きます。 最近ではCGなどを使ってかなりリアルなところまで表現出来る様ですが、 やはり現物にはかなわない。 立体を把握するために、模型製作をします。 写真左は現物とまったく同じ材料を使っ…

コメントのレスはここでいいの?

初心者ブロガーですが、すこしずつ慣れてくると、疑問に思うことが出てきます。 たとえば、コメントの事。 コメントを頂くとたいへんうれしくて、たいていレスを書いているのですが、 自分のブログのところにレスをするのも何か変だなと思うことがあります。…

さようなら、セントラルフィットネスクラブ

呉服町にあるセントラルフィットネスクラブは静岡でも 老舗のスポーツジムでした。 そのジムが諸事情により、今日でおしまい。 私は2年半通いました。 長時間ウォーキングをしても、Lジムでエアロビをしても 減らなかった体重が、ここでなんと5kgも減量。…