2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

年を重ねて、自由になりたい/ブログを楽しむ(12)

年を取ると、だんだん肉体的には不自由になる。 私の場合、それが一番顕著なのが、目の衰えである。 老眼鏡を掛けることにはなれたけれど、 長時間本を読んだり、パソコンを見ると疲れるようになる。 まだまだ、興味あることは多々あるけれど、 目が、脚が、…

木にこだわらない。

先日出張の折、銀座にある、桜製作所のショールームを見てきました。 「桜製作所」は、クラフトマンの師でもある、ジョージ・ナカシマの家具を受け継ぎ、 日本で、製作し続けているメーカーです。 高級材オールナットをふんだんに使い、その木目や、そのまま…

残された男たちは・・・

立春も過ぎたのに、真冬のような日々が続いた2月中旬。 先週は立て続けに、身近な人の2つの葬儀に参列することになりました。 亡くなった方は、共に主婦である女性。 片や、循環器系の出血で、片や、家庭内の不慮の事故で、 予期することも出来ず、まったく…

静岡家具はどうなんだ!?

朝日新聞夕刊の「Be evening」火曜トラベル。 毎週、日本一の○○ということで、各地の名品のランキング特集があります。 ランキング嫌いの私は、あまり関心はなかったけれど、今週の特集は「木工品」。 いやが上にも読まずにはいられませんでした。 そして、…

世話物の傑作/文楽「曾根崎心中」

出張に行った際に、国立小劇場で「文楽」を見てきました。 いや、文楽に合わせて、上京したのが、正解かな。 無形の世界遺産に指定されている、日本古典芸能のビッグスリー。 「能」「文楽」「歌舞伎」 若い頃は洋楽一辺倒だった私が、日本の古典に詳しい妻…

アニメで描く戦争ドキュメンタリー/映画「戦場でワルツを」

映画の興味を引くものとして、その内容(ストーリー)が大部分を占めていますが、 それを、どういう表現方法で描いているかも、大変重要な要素です。 この映画は、戦争の真実を、アニメーションドキュメンタリーという、 独特の手法で描き、世界中で絶賛され…

屋久杉のスクリーン/pick up our works

屋久杉は屋久島の標高500mを超える山地に自生するスギ。 このうち樹齢1,000年以上のものを指す。 (樹齢1,000年未満のものは「小杉」と呼ぶ。) 日本ではこの、長寿を象徴する屋久杉ファンが多く、建築や家具に珍重されています。 地域による嗜好もあって、…