2012-01-01から1年間の記事一覧

「忘」をわすれるな。

2012年最後の一日、今年も慌ただしく1年が終わります。 facebookに見られる昨今の投稿が、妙にハートウォーミング調になってきている。 新しい年を迎えるために、溜まった憂さ晴らしの年忘れの行事の数々。 そして家も身体も心も洗い流し、門松のむこうの世…

私の見た2012年の映画 ベスト3+ワースト1

2012年に私が劇場で見た映画は20本。 今年は何とか目標を達しました。 「エンディングノート」 「聯合艦隊司令長官 山本五十六」 「ドラゴンタトゥの女」 「アーティスト」 「ヒューゴの不思議な発明」 「灼熱の魂」 「無言歌」 「サウダージ」 「ルートアイ…

年末、20日以降の過ごし方

12月16日の総選挙投票日以降、どうも気分が優れない。 「どうみても、こんな結果おかしい。」 「ああ、もう日本から脱出したい。」 なんて、つまらぬ事ばかりつぶやいている。 それでも年の瀬は慌ただしく、雑用が追いかけてくる。 12月21日 冬至 忙しい年末…

HOMEPAGE(ビジネス)>BLOG(学習)>FACEBOOK(遊び)

先日、沼津まで出掛けてHPのセミナーを受けてきた。 HP活用初級編といったところだが、 内容はどうしてどうして、これからのHPのあり方を示唆するものだった。 HP=ビジネスの場 初めの頃は、Movable TypeやWordPressのソフトを学習した。 しかし今はクラウ…

脱力してはいけない・・・今日投票日。

妻に、思い出したように話しかけた。 「明日、投票日なんだよね。」 メディアの予想は全て、自民党圧勝。 凄まじい組織の力 対 個性という実態がない力 無力感に襲われて、最近は新聞すら読む気がしなかった。 facebookで、誰かがこの記事を取り上げた。 そ…

似て非なるもの/映画「アルゴ」vs 映画「黄金を抱いて翔べ」

時同じくして、同類の映画を見た。 かたや、アメリカ映画「アルゴ」 かたや、日本映画「黄金を抱いて翔べ」 アメリカ映画「アルゴ」 1979年11月4日、イラン革命が激化するテヘランで過激派がアメリカ大使館を占拠する。 52人が人質になるが、混乱の中、6人の…

「産業フェア2012」終了・・・雑踏の中から。

今年の産業フェアが終わりました。 「吉蔵」ブースも関心を持って下さり、多くのお客様とお話しが出来ました。 ご来場のみなさま、ありがとうございました。 秋の地場産業のビッグイベント「産業フェア」 何百という企業、団体が参加し、毎年数万人の来場者…

亥の月、亥の日、亥の刻・・・「亥の子餅」

今日、2012年11月22日は、亥の月、亥の日。 宮中の年中行事のひとつに「猪子祝(いのこいわい)」がありました。 「猪子祝い」は、旧暦十月の初亥の日の祝いの行事で、玄猪(げんちょ)とも呼ばれます。 中国伝来の風習で、平安時代の宮廷に取り入れられまし…

彫刻としての仏像

仏壇に変わる”厨子”はひと言で言えば、大切な物を収める箱。 仏教国家であった古代日本の尊大な物と言えば仏像。 人間の理想郷の姿を模した、如来、菩薩、明王など、 仏像の多くが”厨子”の中に収納されてきました。 吉蔵の製作する「厨子・仏壇」のなかに納…

産業フェア2012に参加します。

静岡市の全ての産業が、ツインメッセ静岡一堂に会する「産業フェア」。 静岡のイベント「ツインメッセ静岡」がオープンして、今年でもう30年になります。 秋恒例の産業祭りに、今年も「吉蔵」は出展します。 会期 2011年11月26日(土) 9:30 〜 17:00 27日…

古都の秋の静けさと賑わい・・・11月の奈良。

今回の全国仏壇展視察旅行の宿泊地は奈良。 なぜなら、今開催されている「正倉院展」を見るために。 「正倉院展」は初めてだったけれど、もの凄い数の入場者に圧倒された。 今回の出展品のハイライトは「瑠璃杯」。 その場所だけで30分待たされたが、傍で見…

古(いにしえ)が今と並んだ・・・11月の京都。

11月に入った最初の週末。 半分は仕事、半分は観光と欲張って、 京都で開かれている仏壇の展示会に行ってきました。 「都メッセ」で開催されている全国仏壇産地展示会。 家具仲間が誘ってくれて、今回が初めの入場。 徳島の優れた仏壇メーカーのブースで社長…

Couple Wining !! / MUZEUM・グッドデザイン静岡 大賞受賞

「吉蔵」が製作したzushi stage & console cabinet 「MUEUM」が 2012年度グッドデザイン静岡の大賞を受賞しました。 この、稀にみる栄誉に、オーナーの私をはじめ社員一同、何か身が締まる思いです。 新しい「祈りの家具」を模索して10年。 やっとここまでた…

孤高の彫刻家「仏師金丸悦朗遺作展」を見る。

仏師・金丸悦朗氏の遺作展が富士山静岡空港直下、牧之原市石雲院にて開催されてます。 地元の方々や、彫刻ファンでたいへん賑わっているようです。 金丸悦朗氏は昨年秋、惜しくも67歳で逝去されました。 氏は派手な振る舞いを好まず、真摯に仏像と向き合う孤…

静岡、最強の三日間「静岡市の特産品・東京展示会」

「静岡市の特産品・東京展示会」が終了しました。 多くのご贔屓の皆さま、ご来場ありがとうございました。 毎年今ごろの3日間、もう11年も続いている静岡産品の紹介。 木工、竹製品、漆工、蒔絵、下駄、プラモデル。 そして、海産物とお茶、蜜柑、苺などフル…

週末・東京・残念なこと

半年ぶりの東京へ、フリーのひとり旅。 行きも帰りも東名バスに乗って。 隣に坐った若者は、終始iPhoneとにらめっこ。 私も負けじと、新書を取り出してメモのなぶり書き。 老眼の目には本も(iPhoneも)疲れる〜。 国立劇場での邦楽鑑賞「琵琶の会」が今回の…

爽やかな季節、静岡の特産品展@新宿へお出掛け下さい。

10月に入り、日に日に爽やかな気候になってきました。 10月は毎年恒例の「静岡市の特産品・東京展示会」があります。 今年ではや11年目。行政が主催する事業としてはロングランの展示会です。 「吉蔵」は2回目から参加。 東京のお客さまとは、もう随分親しく…

十人にはそれぞれ十の祈り方がある

先日、取引先のお客様より、「グッドデザイン賞受賞」の朗報を聞きました。 「吉蔵」がお手伝いさせていただいている、インブルーム社「いのりのおうち」が、 2011年度のグッドデザイン賞、Gマークに認定されました。 近年、株式会社インブルームス社が企画…

村上春樹氏&橋本治氏からのメッセージ

今朝9/28の朝日新聞朝刊に、 期せずして、2人の同世代の日本の有名作家の寄稿が載っていた。 村上春樹氏「魂の道筋 塞いではならない」 ・・・・ 領土問題が実務課題であることを越えて、 「国民感情」の領域に踏み込んでくると、 それは往々にして出口のな…

事実は映画より奇なり/映画「最強のふたり」

日曜日のサールナートホール。 話題の映画「最強のふたり」を見るために並んだ長蛇の列にビックリ。 でも、3Fの狭苦しいギャラリーでない所で見ることが出来て安堵しました。 さて、この今どきまれにみる、大人の男の友情物語「最強のふたり」。 実話を元…

NW「プレゼンテーション交流会」で我が社をアピール

9/19 ニューウェーブ静岡関連の「プレゼンテーション交流会」が行われました。 参加メーカー11社とエントリー予定のデザイナー数十人がここで、初対面。 メーカーは与えられたデスク上に製品、資料をならべ、 順番に壇上にてプレゼンテーションする機会が与…

「指物吉蔵 和のある暮らし展 part Ⅱ ご案内

「暑さ寒さも彼岸まで。」 先日、彼岸花をいただきました。 今年は暑さが衰えないため、開花が遅いそうです。 さて、「吉蔵」展示会のご案内です。 8月下旬、松坂屋静岡店での「指物吉蔵 和のある暮らし展」が好評だったため、 9月19日(水)より、part Ⅱ を…

素適な老人になるために。

まもなく「敬老の日」がやって来ます。 私も還暦を過ぎ、歳を取って、すべてがどうでもよくなり、 見てくれもしまりがなくなり、頭の構造も硬直気味になっていくことを感じます。 そんな姿をまわりの人から哀れに思われないために。 わたしが身に付けていた…

本音で語ること/二つのセミナーを聞いて。

9/8の土曜日は午後から夜にかけて、二つのセミナーをハシゴした。 昼の部は「団塊創業塾サミット」 基調講演 松本すみ子氏「地域社会の担い手シニア世代が創る未来」 データに基づくシニア世代の現状。 生涯現役指向・年金兼兼生活のすすめ 地域社会で起きて…

9月9日 重陽の節句

9月9日、今日は「重陽の節句」。 現代人にとって、桃、端午、七夕ほどの季節感はありませんが、 暦の上では最も重要な季節の節目(節句)だったようです。 しかも大安が重なり、最高のめでたい日となりました。 旧暦9月9日は陰陽道の考え方から 陽数(奇数)…

「和のある暮らし展」ご来場ありがとうございました。

「吉蔵・和のある暮らし展@松坂屋静岡店」終了しました。 皆さま、ご来場ありがとうございました。 家具の注文も頂きましたが、 今回初お目見えの「スカーフ」「ハンカチ」が完売。 やはり女性の身に付ける物は動きが速いです。 「スカーフ」は清水区の織物…

9月の声を聞いて

9月の天気はうつろいやすい。 ウンザリする残暑が続いていた昼に変わって、夜になったら雨の音。 たしかに、9月の声とともに夏休みも終わり、季節は着実に変わっていく。 そんな秋の気配を感じさせて、西洋の古典音楽と日本の古典芸能が静岡にやってくる。 …

掌中の佳きもの in 家庭画報

家庭画報セレクション「2012秋」号が届きました。 心温もる秀逸品をあつめた通販カタログコレクションです。 この号の特集に「掌中の佳きもの」というタイトルで、 両手のひらにおさまる”小さきな美しいもの”の特集があります。 そのなかで、弊社吉蔵の「掌…

「和のある暮らし展@松坂屋静岡店」のご案内。

残暑お見舞い申し上げます。 まだまだ暑い日が続きます、どうぞ充分ご自愛下さい。 さて、毎年8月下旬に、静岡松坂屋にて「吉蔵」の個展を開催させて頂いています。 3年目となる今年、家具をはじめ、和の暮らしを楽しむ品々の数々をご用意しています。 吟味…

身につまされる恋モドキ/映画「ライク・サムワン・イン・ラブ」

歳を取るということは、うれしいことなのか、それとも悲しいことなのか。 まして「恋」というカテゴリーにおいて、老人は戸惑うばかりなのだろうか。 イランの巨匠A・キアロスタミ監督が、日本でこんなハイセンスな映画を作りました。 8/17、静岡サールナー…