2018-01-01から1年間の記事一覧

今年のドラマ best3 (映画2本+TVドラマ1本)

今年観た映画は17本。 日本映画「光」大森立嗣監督日本映画「花筐」大林宣彦監督フィンランド映画「希望のかなた」アキ・カウリスマキ監督アメリカ映画「スリー・ビルボード」マーティン・マクドナー監督日本映画「リバーズ・エッジ」行定 勲監督アメリカ映…

還暦から古希へ

とうとう古希になった。 最近の「記録する」「見てもらう」という新しいツールのおかげで、思い出を簡単に整理出来るようになった。 以下、私の還暦から古希まで10年の棚卸し。 この10年で終わったこと<父との生活が終わった>父が86歳で逝去。晩年は認知症…

大須賀町「小さな美術展」と愛宕下羊羹

先日、大須賀町の「ちっちゃな文化祭」に行ってきました。歴史ある街道を歩きながら、旧家を借りて展示している作品を鑑賞するのが目的なのですが、一番の楽しみは「愛宕下羊羹」をゲットすること。 「とらやの羊羹」は超有名ですが、全国各地にも素朴で絶品…

ウナギとかき氷で暑気払い

娘の誕生日に、はたまた暑気払いに、ウナギとかき氷の組み合わせ(食い合わせ)? 娘が休みで帰省したので、母妻娘私と4人で1年ぶりの「鰻の満喜多」へ。ここの、ふわっとした鰻の身の柔らかさと、口に残らないほどよいたれの品の良さ。ゆば入り肝吸いと香…

夏休み、こんな本を読みました。

夏休み、こんな本を読みました。岡本純子「世界一孤独な日本のオジサン」(角川新書) 恐ろしいタイトルとは裏腹に、まさにコミュ力溢れる、女性ならではのデータを並べたおしゃべりでいっぱいです。 前半は、世界のオジサンに孤独病が蔓延している事を報告。…

春宵一刻値千金

春宵一刻値千金 (しゅんしょういっこく、あたいせんきん) 花有清香月有陰 (はなにせいかあり、つきにかげあり) 歌管樓臺聲細細 (かかんのろうだい、こえさいさい) 鞦韆院落夜沈沈 (しゅうせんいんらく、よるちんちん) 春の夜の一刻は千金に値する清らかな花…

朧月夜を詠う 樋口一葉

おもふこと 少し洩らさむ友もがな うかれてみたき朧月夜に 「朧月夜に浮き立つように、恋心を少しだけ話せる友がほしい。」二十四歳で没した樋口一葉が、死の前年に作った歌だそうです。日経新聞の夕刊<耳を澄ましてあの歌この句>に解説がありました。文筆…

オセローの思い出

シェイクスピア原作のオセロをSPACが公演した宮城聡演出「オセロー」を観劇して、思い出したこと・・・。 その1 20代のころ、中央公論社から世界の文学というハードカバーの豪華本シリーズをいくつか購入した。その第一巻がシェークスピアだった。 「ハムレ…

夢幻能が新しく蘇ったSPACの「オセロー」を観て。

シェイクスピア原作のオセロを夢幻能というスタイルでSPACが公演した舞台を楽しみました。能舞台のような装置、さらにデスデモーナを主人公にした斬新な解釈の演劇でした。 能の形式で言うと、 シテ 「デスデモーナ」 ワキ 「旅の僧」 シテツレ「3人の女」 …

人生最良の日

facebookをscrollしていたら、ある文章講座の記事が目に留まった。ブログを始めて物を書く楽しさを知るようになった私は、興味を惹かれたので、続いてその詳細をtapした。 「スノドカフェ文章講座」 ーうたの系譜を探る・北原白秋ー 講師は〇〇あきを氏。国…

お正月こそ面倒臭いことを。

明けましておめでとうございます。 今年も我が家の正月祝い膳が並びました。妻が他人のものは気に入らない、いや、料理が得意なので、ほとんどが手作りです。 最近ではいろいろなものが入るようになったおせち料理ですが1番大切にしているのは「祝肴三種」で…