2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

春宵一刻値千金

春宵一刻値千金 (しゅんしょういっこく、あたいせんきん) 花有清香月有陰 (はなにせいかあり、つきにかげあり) 歌管樓臺聲細細 (かかんのろうだい、こえさいさい) 鞦韆院落夜沈沈 (しゅうせんいんらく、よるちんちん) 春の夜の一刻は千金に値する清らかな花…

朧月夜を詠う 樋口一葉

おもふこと 少し洩らさむ友もがな うかれてみたき朧月夜に 「朧月夜に浮き立つように、恋心を少しだけ話せる友がほしい。」二十四歳で没した樋口一葉が、死の前年に作った歌だそうです。日経新聞の夕刊<耳を澄ましてあの歌この句>に解説がありました。文筆…