本の事

TVTaro 買うのやめました。

手軽な映画レビューと、1か月のTVエアチェック案内。 TVTaro は、私のミーハー情報誌として、10年以上購読してきました。 しかし、この12月号で、買うことをやめました。 なぜならば、ただ一言「気持ちが悪くなった」から。 テレビファン以上に映画ファン向…

ウィーンを読む

「アーツ&クラフツ展」を見た頃から、ロンドン(倫敦)かウィーン(維納)に行ってみたくなった。 特に、ウィーンには、私の好きな音楽や、興味ある世紀末芸術がある。 いろいろ資料を集めて、ウィーンについて検索してみた。 まず、ウィーンに行くための旅…

また会える日まで「Esquire」

相次ぐ雑誌の休刊のなか、一時夢中になった雑誌「Esquire」も、この「7月号」で最後になった。 休刊の裏事情は、eしずおかブログ社長さんのブログを読んでいただくとして、 私はこの雑誌の思い出を少しばかり書いてみたい。 お金持ちで、教養があり、オシャ…

並行読書の面白さ

読む読まないにかかわらず、本は手許から離せない活字中毒の私。 今日も数冊の本を並行して読んでいます。 並行読書が顕著になったのは、ブログを始めたからでしょう。 ブログはじっくり考えて書いているのですが、読書はますます小間切れに。 そんな落ち着…

いやらしい(言い回しの)本

毎月1回、日曜日の朝日新聞第一面にこの本の広告があります。 何年も同じ、全く変わらない広告です。 神崎隆洋著「いい家は無垢の木と漆喰で建てる」(ダイヤモンド社) これもまた、いやらしいほど、読者の関心の壺を心得たタイトルです。 もう第19版に増…

関保雄著「江戸指物」/貴重な和家具の本(2)

「 木の温もりと手の温もりの出会い。 江戸指物 ー それは 東京下町の生活に根ざした 何よりも職人たちの”手”による 木工和家具類である 」 関 保雄著「江戸指物 ー 下町職人の粋と意気」(淡交社)・・・帯の紹介文より 著者の関保雄さんは上野池之端の和家…

小泉和子著「室内の家具の歴史」/貴重な和家具の本(1)

「 日本の家には家具がない・・・。 幕末に来日した欧米人は一様に驚いた。 なぜ伝統的日本家屋には家具が少なかったのか。 日本人はどのように暮らしてきたか。 豊富な図版と写真を基にした緻密な考察で日本の家具文化の変遷を追う。」 小泉和子著「室内の家…

ま〜たぁ 芥川賞

またしても、芥川賞、直木賞が発表されました。 芥川賞は初の中国人の受賞とか。 この賞、いつも大新聞にデカデカと発表されます。 年二回(も!)、新人作家の登竜門だそうです。 でもね。これって要するに出版会社が販売促進のために勝手に作った賞なんでし…