金丸悦朗

彫刻としての仏像

仏壇に変わる”厨子”はひと言で言えば、大切な物を収める箱。 仏教国家であった古代日本の尊大な物と言えば仏像。 人間の理想郷の姿を模した、如来、菩薩、明王など、 仏像の多くが”厨子”の中に収納されてきました。 吉蔵の製作する「厨子・仏壇」のなかに納…

孤高の彫刻家「仏師金丸悦朗遺作展」を見る。

仏師・金丸悦朗氏の遺作展が富士山静岡空港直下、牧之原市石雲院にて開催されてます。 地元の方々や、彫刻ファンでたいへん賑わっているようです。 金丸悦朗氏は昨年秋、惜しくも67歳で逝去されました。 氏は派手な振る舞いを好まず、真摯に仏像と向き合う孤…