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インテリジェンスの力、きみたちどうなんだ?

毎月楽しみにしている朝日夕刊連載 池澤夏樹氏の「終わりと始まり」 逗子海岸映画祭で「アート・オブ・ラップ」という アメリカンラッパーたちのドキュメンタリーを池澤氏が観た時の感想。 浜辺で自由にラップ映画を楽しむ雰囲気が あの有名な「ウッドストッ…

ふたりの俳優に圧倒されたSPAC演劇「ふたりの女」

SPAC劇団の観劇2回目は日本平野外劇場での「ふたりの女」。 唐十郎のアングラ演劇が原作であることと、 源氏物語の葵の上と六条御息所の話をモチーフとしていることで たいへん興味深かった。 精神病院を舞台に、病院の先生光一(光源氏)が、 アオイ(葵の…

空気を読まず今を見つめる/演劇「メフィストと呼ばれた男」

ナチスの時代に苦悩するリベラルな演劇人たちを描いた SPAC公演「メフィストと呼ばれた男」を観た。 何十年ぶりかの本格的な演劇鑑賞で戸惑うことも多く、 さすがに3時間は疲れたけれど、思うことは色々、それなりに楽しめた。 驚いたは舞台の作り方。 あ…