口坂本温泉から蕎麦「つど野」へ

名前は知っているけれど、行った事のない 安倍奥の温泉「口坂本温泉」。 なんでも掛け流しの湯がヌルヌルしていると 聞いて、出かけて行った。 静岡から約1時間、もうちょっと走れば井川湖に着くほど遠い。 9:30にオープンしたばかりなのに、もう3人入浴中…

三保海岸にて「三島由紀夫トークショー」を聞いた。

50年前の今日(11/25)、作家三島由紀夫が市ヶ谷の自衛隊駐屯地で クーデターを促す演説をしたのち、割腹自殺を遂げました。 当時私は大学生で東京にいるはずでしたが、 学生運動により休校が続いており静岡の自宅にいたと思います。 テレビのニュースを聞い…

All the Things We Never Said / 日本映画「生きちゃった」(石井裕也監督)

胸に突き刺さるような映画だった。 日本映画「生きちゃった」 (石井裕也監督) 最初から最後まで緊張の連続で目が離せないのは 「TENET」と同じだが、 あちらはアルゴリズム(時の転換)に、 こちらは翻弄されるパッション(愛憎)に。 幼馴染の3人組。うち…

蕎麦工房「玄庵」(蕎麦屋探検 その1)

昨晩、団創の仲間とオンラインで蕎麦談義を楽しんだ。 そして今日、気になっていた蕎麦屋が藤枝にあるの思い出し、 ちょうど焼津に用があったついでに寄ってみた。 藤枝高洲にある蕎麦工房「玄庵」。 1年ほど前、丸子の匠宿で、蕎麦祭りがあった折、 藤枝の…

静岡のレガシー、「浅間神社」と「臨済寺」をめぐる。

10月24日、昼は浅間神社へ、夜は臨斎寺へ。 静岡市の代表的な社寺体験の貴重な1日でした。 浅間神社で行われた「オクシズ漆の学校」第1回。 今回は静岡文芸大学の先生が講師となって、 日本の漆文化の解説と、漆塗りの改修が終わって 12月の通初めを待つば…

歌集「滑走路」を読む。

歌集「滑走路」 萩原慎一郎 著 この本、だいぶ前に図書館で借りて読みました。 また、10/3朝日新聞夕刊の一面に紹介されていました。 歌集としては俵万智の「サラダ記念日」以来の 3万部を越すベストセラーとなっているそうです。 この度、文庫化されたので…

18切符で南信州・その時のハプニング

野辺山から小海線で小淵沢へ戻って来て、これから行く茅野までの列車を待つ間、休憩所で立ち食い蕎麦を食べていて気付いた。 「眼鏡がない!」 バックの中も、ポケットにもない。改札口の乗務員に聞いたが届け出がないという。そのうち彼は私が乗ってきた列…

七夕の夜、謡「楊貴妃」を練習する。

梅雨の真っ只中、雲に覆われ天の川は見えないけれど、せめて鬱陶しい気持ちを晴らす愛の物語をと、謡の先生が「楊貴妃」を選んでくれました。 (画像は「としま能の会」昨年7月の公演のポスターです) 能「楊貴妃」亡くなった楊貴妃の魂の行方を尋ねよとい…

連休中、”STAY HOME ” でじっくり読んだ本

5月の連休のしばらく前、コロナの影響下”STAY HOME”が推奨される中、何年か振りに静岡県立図書館へ行ってきました。桜が終わり、新緑が美しい谷田の丘陵にある静かな図書館と県立美術館。残念ながら「きたれ!バウハウス」の企画展が開催中の美術館は休館中…

観世会素謡会で「鞍馬天狗」を謡う&文章教室で「ラブレター」を書く

昨日(22日)に続いて今日も(23日)忙しかった。 観世会新春素謡会にて能「鞍馬天狗」の後シテ(大天狗)を謡う。 鞍馬寺にて修行する義経の前に大天狗が現れ、弟子になることはどういう事かを中国の故事を例えに語って聞かせる。 ♪ そもそもこれは~♪ 鞍馬の奥…

駿府城跡発掘調査見学会&くれば座公演「公園の音楽家」

今日は超忙しかった。 9時から、駿府城跡発掘調査見学会の説明を1時間ほど聞く。11時から、くれば座公演「公園の音楽家」のスタッフとして日本平の舞台芸術公園へ向かう。 見学会は令和に入ってからの大調査で天正期(豊臣方)の小天守台の新発見が見どころ。…

2つの講演会(山田静雄氏&上野千鶴子氏)をはしごしました。

週末土日はセミナーのはしごとなりました。 1/18「健康長寿と薬の新たな関係を考える」 (団塊創業塾主催 労政会館) 1/19 「手を取り合う女たち」 (企画運営しずおか女性の会 アイセル21) 薬の話 (山田静雄氏講演) 不必要な薬は止めるか減らしていきた…

一に工芸、二に盆栽、三四が・・・で五が鼠。

正月の4日、残っていた青春18きっぷを使って東京方面へ美術館巡りをしてきました。 その時の印象の「強さ」の順位、best5がタイトルです。 工芸近衛師団司令部庁舎であった建物が近代美術館工芸館として使用されて33年。今年工芸館は金沢へ移ることになりま…

総括!今年観た映画

今年の暮れも映画の事。今年観た映画は15本・・・例年より少ない。(20本以上が目標) 日本映画「愛と法」アメリカ映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」イギリス映画「女王陛下のお気に入り」韓国映画「バーニング」日本映画「岬の兄妹」メキ…

朝、充実の3時間

2017年、腰の手術の後、今までにない鬱的な症状に落ち込んだ。立っていられなくなり、横になる。食欲がなくなり体重が減ってくる。人に会いたくないし、ネットを見る事もしたくない。もちろん運動するのも面倒くさくなる。 そんな毎日が数か月くらい続いた後…

初めて神田古本まつりへ行った、

東名バスで東京へ。「神田古本まつり」を初めて見物。60回も続いているそうだけれど学生時代は全然知らなかった。楽しみ! 神保町はカレーの街。有名なボンティは以前行ったので今回はスマトラカレーの共栄堂でランチ。辛!それにしてもボンティの方の列!1…

鈴木邸・秋の探書会

連休の最終日は「鈴木邸・秋の探書会」に行ってきました。午前中の鈴木家当主のトークを聞きに行ったのですが、あまりに楽しくて、長居をしてしまった。加えて会場ではAさんSさんと二人も知人と遭遇した後おしゃべりに熱中してお昼も過ぎて、次の回の始ま…

おわらの里越中八尾町と合掌造りの里五箇山相倉集落へ

富山2日目。高台のホテルから眼下に富山市、正面に立山連峰が連なる。その中心、剣岳の稜線から朝日が昇る。それを屋上大浴場から独り占め ← 早起きは三文の徳。 さて、2日目は仕事を離れて行ったことのない富山の名所へ。宿から車で15分の所に八尾町がある…

「高岡クラフトコンペ」入選のため富山県高岡市へ

台風接近中のこの連休(9/21~22)車で往復800km超の遠路富山へ行ってきました。 1日目は高岡で高岡クラフトまつりに参加のため。そしてクラフトコンペの総評を聞きに。 レベルの高い「高岡クラフトコンペ」に一度は出展したいと思い、今年初めて「TEBACO」…

続けて高橋秀美の処女作「ゴングまであと30秒」を読む。

内容のユニークさと文章のうまさで 暑さを吹き飛ばしてくれた 高橋秀実著「悩む人・人生相談のフィロソフィー」 続けて氏の処女作「ゴングまで30秒」を読む。 スポーツ音痴の私としてはボクシングは遥か彼方の世界。 しかしうらぶれたボクシングジムに集う会…

脱哲学!?/「悩む人 人生相談のフィロソフィー」高橋秀実著

あ〜面白かった。高橋秀実( たかはしひでみね)著「悩む人 人生相談のフィロソフィー」 哲学はつまるところ処世術である。ただこの人の場合ああせいこうせいではなく人生相談(=哲学問題)の回答者(著者)としてはあれはしないこれもしない方が良いと言う結論で…

観る権利を奪われた。

あいちトリエンナーレの「表現の不自由展 その後」中止について色々な人の意見や感想を見てきたけれど、自分側から見れば一番腹立たしいのはこの展示会を楽しみにしていたのにその機会を奪われた事。 オープンと同時に何とか市長から横やりが入りマスコミが…

杜若のキリを舞います/岡諷会夏の素謡会

今日は岡諷会素謡会の夏の能おさらい会 謡は「菊慈童」のワキ方。仕舞は「杜若(かきつばた)」キリ(最後)の舞。を演じさせて頂きます。 ♪ 匂いうつる 菖蒲(あやめ)の鬘(かづら)の♪ 色は何れ 似たりや似たり♪ 杜若花 菖蒲 梢に鳴くは♪ 蝉の唐ころもの♪…

第2回ケアメン講座「リハ・パークしずおか見学会」へ行ってきました。

団創の理事長の紹介があり、興味を持ったのでリハ・パークしずおかへ行ってきました。 近いうちに母、妻を介護する様になるかも。・・・と初めて体験するケアメン講座。 2回目は城東町にある施設「城東保健福祉エリア 保健福祉複合棟2階」「リハ・パークし…

歴史と選挙と映画と/7月20日私の行動

7月20日 午前10時 青葉小学校跡地「戦国時代末期のまち(道と武家屋敷の石垣)を駿府で初めて発見。」のニュースを聞いて、その説明会に参加。貴重な遺跡を見ようと大勢の人で賑わっていた。 午後1時 浜松駅北口。立憲民主党の立会い演説会に遭遇。党首の枝野…

真実のために自分を信じて疑え/映画「新聞記者」

最初から最後まで瞬きもため息もさせないサスペンス満載のエンターテイメント映画。 まさに政治こそが自分の人生を左右する最大の力である事を証明した映画。 シム・ウンギョンと松坂桃李と田中哲司。3主役俳優の絡み合いのバランスが見事! 時にカメラがク…

政治の季節

参議院議員選挙も後半戦に突入。政治には疎い私だけれど、自分なりに考えている。 50年前、私は明治大学の学生だった。 大学のあるお茶の水や駿河台界隈に登校すると、道路が催涙弾で煙り、火炎瓶や木片、布切れなどが散乱している状況が度々あった。 大学の…

至福のとき、関野晃平展を観る。

幻の漆芸家「関野晃平」氏の作品展が静岡県島田市で7月7日まで開催されている。 知る人は僅か、(入場者は少ないそうだ)けれども、氏の珠玉の作品を知っている人なら遠く神奈川県からまでも来ていた。 これだけの完成度の高い作品を作りながら名前は残さない…

亡くなってから注目された画家 リヒャルト・ゲルストル

国立新美術館の「ウィーン・モダン」展は概ね物足りなかったけれど、ひとつ思わぬ収穫があった。 「リヒャルト・ゲルストルの油絵2点が展示されていた事」ゲルストルの事は私がウィーンへ行くまで全く知らなかった。ところが、ウィーンのいくつかの美術館で…

無くなっては困る店

先日、ラペック静岡へ行った折、右隣の店の入り口に、こんな張り紙がありました。 閉店のお知らせ お芋産地 問屋さんの高齢による廃業で 美味しいお芋が入手困難になり閉店することになりました。 焼芋・かき氷と永年のご愛顧感謝します。 ありがとうござい…