ディズニー映画の限界?/映画「魔法にかけられて」

いまさらディズニー映画でもないと思ったけれど、

映画「魔法にかけられて」は評論家の受けもいいので、妻と見に行った。

結果は正直言って期待ハズレ。もっと面白い映画になったのに・・・。



アニメの国のお姫様ジゼルがひょんな事から現代のニューヨークに現れ一騒動起こす話で、

結構ヒットしているようですから、ストーリーはご存じでしょう。

お姫様とバツイチ中年男のキャラクターはとてもいい。

30過ぎの女優(エイミー・アダムス)が演じているので、

薹(とう)が立っちゃっていますが、ディズニーテイストによく合っています。

得をしたのが、お人好しの中年男役、パトリック・デンプシー

こちらこそ、現代女性にとっての王子様じゃないでしょうか。

わたしがもう少し若ければぜひやってみたい役ですね。

一方、タイツの王子と継母魔女の方は、定番どおりでつまらない。

婚約者なんだから、もっと頭使って姫を取り返せよと言いたくなってしまう。

魔女の方もせっかく名女優スーザン・サランドンが演じているのだから、

竜なんかになったらもったいない。、

歌と踊りのミュージカルシーンはディズニーランドのパレードだし、

「白雪姫」や、「シンデレラ」のパロディがあって、楽しめた部分もありましが

やっぱり、これがディズニー映画の限界なんだろうな~。

(画像は「魔法にかけられて」公式サイトダウンロード版です。)