グラマラスな山の木々

桜や菜の花が主役となっていた田舎の風景が、いつの間にか緑の洪水で溢れそうになっている。

今日、宇津ノ谷トンネルを通ったとき、目の前に広がる山の景色が肉感的で何か異様な感じがした。



木々が春の雨水を吸って新芽がどんどん成長し、前へ前へと張り出してくる。

濃い緑をおしのけて、白や黄色や若草色がちょうど入道雲のように山一面に広がる。

桜の季節は「この桜、あと何回見ることが出来るだろう。」と命に限りがあることを思うが、

新緑は無限の生命力を私たちに感じさせる。

4月29日の日経新聞の朝刊にこの頃を歌った素晴らしい句が載っていた。

  「 山笑ふ ふふふふふふと 麓まで 」 絵本作家橋本純子さんの作     

「山笑う」は春の季語だそうで、この季節の躍動感を表している。

   

山は今、グラマラスな表情を見せて、私たちに青春の息吹を感じさせているようだ。

・・・・と、いい気分になった後、eしずおかブログで人気のある「木の店つぐみ」さんの店に寄って見た。

オーナーはブログではフェミニンな感じがしていたが、実際はさわやか系の明るい女性。

お店の雰囲気にピッタリでした。