ハイテクとローテクの共存/ミラノサローネ2008詳報セミナー

一度は行ってみたい、あこがれのミラノ・サローネ

今年のwhat's newは、atelier Su’さんのブログ(連載中)と、

ホームファッション・コーディネーター堀和子さんの報告で目下、情報収集中。

新宿OZONEで行われた、「ミラノサローネ2008詳報セミナー」に参加しました。



海外のホームファッショントレンドを、

朝日新聞日経流通新聞に掲載している堀さんのサローネ報告で。

堀さんのセミナーは、次から次へと聞いたことのない有力デザイナーやメーカーの名前が飛び出し、

その特徴と傾向を解説していくので、たいへん新鮮で刺激的です。

最近の潮流は、環境問題、文化、伝統、手仕事、遊び心、前衛性に重きを置いたデザイン、

つまり「ハイテクとローテクの共存」「エコロジービジネス」に期待が持たれているそうです。

色彩もアースカラーが中心、素材を活かした上質なクラフト感が好まれ、

クラシック要素をモダンにリファインしたものが多く見られたようです。

昨年、パリの「メゾン・エ・オブジェ」に参加した時も感じたのですが、

世界のインテリアファッション市場はEUの三国、ドイツ・フランス・イタリアに多くが占められている。

こちらに来ると、つくづく日本は Far East だなあと思う。

トヨタソニーに続いて、日本の手仕事文化が注目を浴び、対等に評価される日は来るのだろうか。

いつか、ミラノサローネの会場で日本の家具の素晴らしさを紹介したいものです。