コメントの怪・トラバの謎

ブログを始めた頃、コメントを頂くとたいへんうれしいのですが、疑問に思うことがありました。

コメントを頂いたとき、たいがいレスを書きます。あたりまえですが、自分のブログの欄に。

そして、コメンターはそのレスを読みたい場合、もう一度、そのブログを訪問しなければならない。

当初、ブロガーにとって、その事が申し訳ないような気がしました。

もちろんコメンターの方に飛ぶ事も出来るので、そちらのブログにコメントのレスを書く事も出来ます。

しかし、その時のブログ内容と関係ないコメントになる可能性もありますよね。

私は「コメントの怪」と思うのですが、聞くと同じように疑問に感じている人が結構いました。

しかし、こうも考えられる。

そのブログのコメント欄はステージであり、そこで繰り返されるボケとツッコミ合戦は

たいへん魅力的なショー(または過激なバトル)として展開されていく。

なるほど、と自分で感心していたら、ツッコミ専門のコメンター(別名穴掘り人)もあるんですってね。

コメンター攻勢にあってブログを閉じた人もいるようですが、ちょっとこわいですね。

もう一つは「トラックバック」のこと。

説明を聞いても、トラックバックの意味とか存在理由が解らなかった。

つまり、こういうことですよね。

Aさんがブログで自分が見た映画、「相棒」のレビューを書いた。

それを見たBさんも、ちょうど同じように「相棒」を見たので、やはり自分のブログに感想を書いた。

そして、BさんはAさんのブログにトラックバックをした。

また、同じ立場のCさんもAさんにトラックバックを入れた。

こうして映画「相棒」を共通話題にして、輪が広がっていく。

映画はますます、注目を浴びるようになる。

と言うことなんじゃないかな。

もちろん、トラバはおかしなサイトから張られることも多いようで、

ブログ講習会の時の講師の方はあまり勧められないとも言っていましたが、

使い方によっては、たしかにブログの有効な使用方法ですよね。

常識なんでしょうが、私にとっては、ようやく今ごろになって謎が解けてきました。