kittsan流ブログの意味(4)

ブログを始めて四ヶ月ほど経つ。

この頃、自分の管理画面の中で最新記事一覧の公開状況を見ると、

「公開」よりも「下書き」の方が多い。

映画の事、音楽の事、本の事が下書きのまま留まっていて、なかなか書けない。

内容を説明して、感想を書く、と言うことが結構難しい。

やっぱり、○○評論家にはなれないなぁ。

先日、我が社のHPを立ち上げてくれたWebデザイナーが見えた時の話。

私がブログを始めたのはいいが、一方、HPの管理がおざなりになったと思えるので、

双方どうバランスを取ったらいいか相談を掛けた。

彼も自分のHPとブログを持っていたが、一年間程続けた後ブログの方はやめてしまった。

自分の仕事をHPで紹介する以外は黒子に徹するようにしたらしい。

「ブログはその時々、気が付いたことをランダムに書けばいいですよ。

例えば家具の事だって、一何々、二是々と書いていくのは大変でしょう。

取りあえず、色々ブログに書いて、その事の反応を見るんです。

ああ、こういう事が関心があるんだと解れば、それらを集めて並べてみる。

そしてその後、キチッと組み立て直して、資料としてHPの中に組み込む。

要するに、ブログはHPの下書きのような物として考えればいいんじゃないかな。」

なるほど! 

反響を見ながら、自分の持つ情報を整理、選択していくためのツール。

いずれHPやカタログなど、広告宣伝のために使えるネタ作り。

それに、時たま評論家気分を味わって、苦悩したりして・・・。

自分のためのブログが回り回って、仕事を支える土台を積み上げてくれそうだ。

軽い気持ちで始めたKissan流ブログは、すこしづつ一人歩きし始めた。