新しい県知事がいい

2月16日、静岡新聞の朝刊のトップページを見て、オオーッ!と思った。 「知事選、海野氏擁立か「変えよう静岡」の会 きょう設立会見 そして、同日おなじ新聞の夕刊を見て、エエーッ?と思った。 県知事選で経済2団体 石川氏に出馬要請」


新聞によると、 七月に予定される知事選に、候補者の擁立を目指す「変えよう静岡」の会が、 元参議院議員海野徹氏を擁立したい意向であり、その設立会見を行う。 一方、県商工会連合会と県中小企業団体中央会石川嘉延知事に対し、 知事選への出馬を要請。 海野氏、石川氏ともに現在は熟考中の様子である、という。 私たちは民主主義の教育を受けてきた。 だから、私たちの代表となる人を考える時には、 「政権を世襲することはよくない。」 「長期にわたり、同じ人が政治につくと弊害が多い。」 そういうことを常に、常識として持っていると思う。 海野氏が静岡県知事に適任かどうかは、まだまだ分からない。 石川県知事の業績や、実績を否定するものでもない。 けれども、16年の執政は十分長すぎると思う。 まして、あと4年、同じ人に20年も県政を任せることはとうてい考えられない。 なぜ、静岡の経済界や保守系の人は、新しい人選を考えないのだろう。 オバマ大統領の 「We Can Change. Yes, We Can ! 」 が耳に響かないのだろうか。 海野氏と対抗する新人が出馬してこそ、静岡の政治が活性化するのでしょう? これからどうなっていくか興味津々だが、いずれにしても私は、新しい静岡県知事がいい。