しずかに・しなやかに・したたかに/ブログを楽しむ(2)
以前、偶然私のブログをみた製作会社から、テレビ出演の話があったことをお話ししましたが、
その後、出演に際して、アンケートの依頼がありました。
その中に、座右の銘というか、好きな言葉の欄があり、
返答に窮しながらも、こんな事を書いたような気がしました。
好きな言葉。
「しずかに・しなやかに・したたかに」
「し」で始まる3つの言葉。
つまり、そうありたいと思いながら、私に欠けている部分をなんとなく挙げたくなったわけです。
一方、話は変わりますが、
先日お世話になっているブログ会社の社長さんと会食の機会がありました。
私が、いいビジネスブログのモデルはないか、と質問したのに対し、
彼はオーナーのブログ(社長ブログ)について、興味ある話をされました。
「就職を希望している学生は、会社のブランドも大切だが、
その会社の社長さんがどんな人か、とても注目しているようだ。
若い人はブログを通して会社を見ているケースが多い。」
だから、社長ブログも、単に広報のためのブログではなく、
その人の個性が感じられるブログに関心が高いそうです。
「私の方も面接に際し、相手の成績や性格うんぬんより、
『この社員と仕事をしたら楽しいだろうな。』という気持ちを一番大切にしている。」
ビジネスには違いないけれど、
いい人間関係がつくれたら、仕事もスムースに行く。
自身の経験から、きっとこう確信しているのでしょう。
そんな話をされる社長さんの態度を見ていて、
フッと、浮かび上がってきたのが、この言葉。
「しずかに・しなやかに・したたかに」
若い人が興味をもって訪れてくる、大人のブログは、
案外こんなところにあるのかも知れません。
追伸。
ブログを書いたところで、「したたか」の意味に、
好ましくない使われ方がある事を知りました。
ただ、今回の場合、前の2つの言葉にかかり、
物静かでも、芯がしっかりしている、ぶれない、という意味です。
社長さんに失礼のないように、くれぐれも。