知事選「公開討論会」に行ってきました。

7月5日に予定されている静岡県知事選、立候補予定者3名が登場する、

公開討論会」を聞きに、静岡市民文化会館へ行ってきました。

この討論会の情報を知ったのは、当日(9日)の朝。

ゆいまーるさんのブログと知り合いのメールマガジンから。

滑り込みセーフで、なんとラッキーだったことか。

公開討論会と聞いて、久しぶりに血が騒ぎました。



海野徹氏、川勝平太氏、坂本由紀子氏の3名の立候補予定者がパネリスト。

進行役コーディネーターは、静岡大学の日詰一幸教授。

内容的な事は、本日(10日)の静岡新聞他に出ているので省略するとして、

当日の会場の雰囲気をお伝えします。

2000人規模の文化会館の座席が、半分埋まっていたでしょうか。

来場者は、1000人はなかったような感じでした。

さて、ポスターにもありましたが、この討論会、厳しい基本ルールがありました。

・1人の発言時間は3分と1分。合図のベルがなり、終了時間になると途中でも話は切られます。

・ヤジ、声援、罵声は一切禁止で、即退場。拍手も主催者が促したときだけ。

・もちろん、写真、録音、録画は許可された報道機関だけ。

・途中退場の禁止。客席から直接候補者への質問もダメ。

そんな、緊張する雰囲気の中で、それぞれの候補者はどんな様子だったのか。

こちらも、公正を記すため、登場順に紹介します。icon10

海野氏は、出馬宣言が一番早いためか、自身のマニフェストを片手に、

ビシッとした態度、適切な言葉で淡々と持論を述べていきます。

時間切れで、コーディネーターに言葉を遮られることは一度もありませんでした。

川勝氏は、数日前出馬宣言をし、大学を辞めたばかりで、政治家にはほど遠い初々しさ。

温和な人柄で好感が持てますが、なにせ準備不足で、話にまとまりがありません。

何度も時間切れになり、コーディネーターにストップをかけられ、気の毒でした。

坂本氏は、(終了20分前に!)華やかな朱のジャケットで笑顔を振りまいて登場。

話に加わったのは、高齢者の福祉対策のみで、あとの見解は解らずじまいでした。

避けられない会議で遅れたそうですが、3人が意見交換する機会なんてほとんどないのに、残念でした。

いよいよ最後、海野氏、川勝氏、坂本氏に3分間の自己アピール時間が設けられました。

そして、なんと、その時だけ聴衆の拍手が許されました。

さて、どの方への拍手が一番多かったと思います?

これまた何故か、登場順だったんです。

後ろ盾になる肩書など降ろした、生の候補者を見聞きする滅多にないチャンス。

参加して、どの立候補者がふさわしいか。

公開討論会を聞いて、さらに明解になりました。

3人の候補者の方々、投票日に向けて、健闘を祈ります。

私たちも、どの候補者を知事に選ぶのか十分検討して、必ず投票に行きましょう。