D&DEPARTMENT P. SHIZUOKA 私の印象
FREITAGが話題になったので、帰省した娘とD&DEPARTMENT PROJECT SHIZUOKA へ行っていきました。
前回と同じように、駐車場は満車、店内も若者のグループで溢れていました。
FREITAGのipodケースなら買えそうだと思い、お気に入りのデザインを捜しました。
本体をケースにいれてみましたが、ケースの上からボタン操作が出来ない。
結局、今使っている100円ショップで買ったシリコン製のケースの方がベターなんですね。
一階は生活雑貨、二階が家具の陳列です。
家具はカリモク60、マルニ60など、1960年代デザインのビッグヒット&ロングセラー製品の品揃え。
バブル期に新装改装出来なかった、中小零細企業や、飲食店、旅館などに今もある、
あの、人工皮革のソファやデコラのテーブルです。
私の会社にも捨てずにある家具ですが、こうして並べてみるとけっこう新鮮で、
和風や昭和が新しい、娘たちの世代が熱心に見ていました。
雑貨売り場より大きく取ったダイニングも、食事を待つ人が並んでいます。
カリモクの黒のソファと、白のメラミンのテーブル。
1000円ランチセットは、値段もほどほどでしたが、味もその程度のものでした。
D&DEPARTMENT PROJECTとは、何なんだろう。
「ものもの」+「クラフトセンタージャパン」+「松屋」+「グッドデザイン」の流れ。
「無印良品」+「通販生活」+「UNIQLO現象」+「セレクトショップ」の流れ。
戦後の高度成長を促した、工業製品化出来る範囲内での、デザインの選択。
普段着の生活を大切にし、ささいな品にもこだわる、アラフォー以下。
個性が際立っていても、横に並んでいないと落ち着かない若者たちがターゲット?
「ちょっといいな。」と思いつつも、
「これ、みんな知っている。誰もが好んでいた。」と、
覚めた気持ちが消えることなく、
とうとう何も買わずに、店を出てしまいました。