8/11駿河湾地震の教訓
8月11日早朝、駿河湾を震源とした地震は、経験したことがない激しいものでした。
静岡県にお住まいの皆さまの所は、いかがだったでしょうか。
被災された皆さまにお見舞い申し上げます。
また、県外の方々から、ご丁寧に、地震見舞いのお電話を頂きました。
ご心配をお掛けしましたが、特に大きな被害はありませんでした。
心より、御礼申し上げます。

一両日を経て、地震の規模に比べ、想像以上の被害が判明したようですね。
テレビで報道されるほどでもなくても、
例えば、ツインメッセでも被害があり、「人体の不思議展」が中止になっているそうです。
エスパルスプラザの「Movix清水」も設備が故障し、上映が出来ないようです。
我が家でも、物が落下したり、転倒したり、家の中が散在した状態になりました。
また、後から気付いたのですが、瓦一枚が落下し砕けていました。
立てかけてあった軽い木材など、何枚か倒れていました。
それでも静岡は地震防災の意識が高く、家具の固定、防災用品の確保など、
多くの家庭で行われており、大事に至らなかったと思います。
ところで、今回の地震が、肝心の防災訓練として役に立ったでしょうか。
毎年、学区で行われる防災訓練での、町内単位のきまりごと。
1 地震発生。収まったら火元の点検。
2 家族で安全を確認。防災用品の準備
3 ヘルメットを着用し、外へ出る。
4 近所の人に声を掛け、避難場所へ向かう。
これらの事が行われた所はあったのでしょうか。
少なくとも私たちの地域では、何の行動もありませんでした。
知人の所では、無事の場合は旗を出す決まりになっていたが、反応は少なく、
また、徴集をかけても、人が集まらなかったそうです。
今回の地震、最適の防災訓練であったはずなのに、全然動かない。
地震規模、被害状況がどの位なら、訓練のような行動を取るのか、判断つかない。
テレビを見ながら、半ばよそ事のように過ごしてしまった、今回のレベルの地震。
最適な防災訓練を逃してしまったようで、たいへん残念なことをしました。
地震は他人事ではありません。
広報も遅れ気味で、いざ!という時(今回も!)は個人の判断が一番大切です。
地震発生時からの自分の行動を、もう一度見直して、多いに反省しているところです。