国際家具見本市へ準備中
今年も、あと1ヶ月と少々。
日本の家具の最大のイベント「東京家具国際見本市(IFFT)」が、間近になりました。
「吉蔵」は、二年ぶりの出展に向けて、準備におおわらわです。
IFFT interior lifestyle living
ーライフスタイルをトータルに提案するインテリア総合見本市ー
会期 2009年12月2日(水)〜4日(金)
10:00〜18:00 (最終日は16:30まで)
会場 東京ビッグサイト 東ホール
この展示会、毎回「静岡家具」として、まとまって出展しています。
静岡家具工業組合のメンバー13社が集まり、全体会議を何度も経てきました。
あとは、自社で、展示品とディスプレーの検討。
○まず、展示会のテーマを考える。
○それにより、出展物をどれにするか決定。
○図面上でレイアウトを考える。
○小さいブース(3m×3m)なので、実際にコマを想定し、家具を置いてみる。
○同時進行として、取引先、お得意様にDM発送。
○新製品の木地が出来上がり、塗装と仕込み作業。
○間に合えば新製品を撮影して、展示会用のリーフレットを製作。
○イベント業者、運送業社との打合せ。
・・・・その他、しなければならないことが、次々と持ち上がってきます。
大企業なら、準備のスタッフが大勢いて、分担しながら進めて行くことでしょう。
他に手のない我が社は、妻と私でそれらのことをほとんどすべて行います。
あまり深く考えず、スピードが売り物のわたしと、
納得するまで、じっくり何度も検討を繰り返すパートナー(妻)。
それぞれの意見が衝突し、何度も何度もケンカして、
よくも一緒にいられるものだと感心してしまいますが、
それもこれも商売のため、より良い製品をより良く見ていただくため。
まあ、零細家内工業の多い静岡の家具メーカーでは、似たり因ったりでしょうね。
一緒に出展する、「F/いちかわさん」のところも、
ご夫婦が主体ですから、我が社と同様の光景が目に浮かびます。
地方の豆粒くらいの企業が、中央のビッグイベントに参加するケースが多くなった昨今。
協同出展の展示会ですから集客は望めますが、
それぞれの企業の個性をどれだけ発揮出来るかは、初日を迎えるまでわからない。
せめて、お客様に素通りされることのないよう、
キラッと光るものを見せたいですねぇ。
ブログを書いているわたしの隣では、
パートナーが、今回のテーマを紹介する文面を考えています。
きょうも、深夜の仕事が続いています。