IFFT展示会始まる。

東京ビックサイトにて、2009年IFFT(東京国際家具見本市)が始まりました。

家具中心の「にっぽんらいふ」展。

雑貨中心の「Interior Lifestle」展。

前年まで、別々の会場で開催されていた二つの展示が、

今年から、同じ会場でひらかれることになりり、

名実ともに、我が国最大、最高のInterior Showになったわけです。

「吉蔵」は静岡の家具メーカー13社とともに、出展。

3日間、家具小売店、建築会社、デザイナーの皆様と商談いたします。



今年の吉蔵のテーマは ー祈りのかたち こころの在りかー。

日本人が故人を偲び、手を合わせる姿を、

家具を通して、幾つかのシーンを提案しました。

飛天コンソールの上に、柿の台座を置いて、欅小厨子が鎮座。

和室床の間イメージで、正坐して、手を合わせる。

ZUSHIカシコは組棚と合わせて、立った姿勢で合掌。

宗教に囚われない、自由な偲ぶ形を提案します。

そして、今回のハイライトは、<ウォールインキャビネット>。

壁にニッチ空間を設け、キャビネットを挿入。

扉は左右の側に収まる引き込み戸タイプ。

「今様床の間」から「現代の仏壇」まで、自由な使用方法が考えられます。



初日、多くのお客様が、来場されました。

やはり、<ウォールインキャビネット>に注目が集まっています。

また、我が「吉蔵」のブースのような、祈りの家具の展示は、少々特異な分野。

いろいろな方から質問されました。

海外出展者のアメリカ男性2人から、

日本の祈りの家具について熱心に聞かれましたが、

専門用語が多く、英語で半分くらいしか説明することが出来ず残念。

若い女性も、仏壇ではない祈りの家具にたいへん興味があるようです。

あと2日、新しい出会いが期待出来そうです。