爆笑!カスタマーブックレビュー

時々読む、興味ある本の、Amazonカスタマーブックレビュー。 たとえば、ビジネス界の勝ち組として、話題の人。 ユニクロ柳井正」氏と、カツマー「勝間和代」氏の本の場合。 ★★★★☆以上、すべての本で評価の高い柳井氏。 ★★★☆☆以下、ばらつきはありますが、それほど評価を受けていない勝間氏。 この違いは、 片や実績のある実業家、片や実践が伴わない評論家の差。 ビジネスの世界では、男性の成功者は賞賛されるが、女性の成功者は揶揄され、ねたまれる。 など、いろいろ原因があるでしょう。 しかし、ブックレビューの内容となると、勝間氏の本に関する方が断然おもしろい。 レビューを書く人の中には、遊び心のある、博学の人が結構いるものです。 例えば、「ピラニア君」(アマゾン流域)という人の、勝間氏の本についてのカスタマーレビュー。 すべて、★☆☆☆☆ の低い評価ではありますが、 あまりのセンスのよさとユーモアに、思わず笑ってしまいました。


2009/12/28「やればできる―まわりの人と夢をかなえあう4つの力」のレビュー  世界文学に見る勝間和代 (その1)    ある夜、カーツマ.Kがなにか気がかりなレビューから目をそらすと、   自分がパソコンの前で一匹の巨大な虫に変わっているのを発見した。  (へんか力)   頭を少し下に向けると、アーチのようにふくらんだ褐色の腹が見える。 (しなやか力)   腹の上には横に幾本かの筋がついていて、筋の部分はくぼんでいる。  (したたか力?)   たくさんの尖った足が彼女の目の前に頼りなげにぴくぴく動いていた。 (とんがり力)   本の装丁に比べて内容はひどくか細かった。             (感想)            2010/1/1 「結局、女はキレイが勝ち」のレビュー  世界文学に見る勝間和代(その2)    勝間、夢に美人となる。喜々然として美人なり。   自ら楽しみて、志に適える男を選び歩く。   勝間の不美人たるを知らざるなり。   俄然として覚むれば即ち、依然として不美人なり。   勝間と美人には必ず分あらん。これをこれ分化という。 2010/1/18 「勝間さん、努力で幸せになれますか」のレビュー  世界文学に見る勝間和代(その3)     啄木より二首    非凡なる    人のごとく ふるまえる    後のさびしさは 何にかたぐへむ    うぬ惚るる    友に相槌 うちてゐぬ    施しをする ごとき心に   ピラニア君もまねる力で一首    たわむれに    勝間を読みて そのあまり    軽きにあきて 3頁進まず (Amazon「ピラニア君」氏のカスタマーレビューを引用させて頂きました。)