「東京カワイイTV」で目が覚めた!

映画ファンとしては注目の、今年の「アカデミー賞授賞式」。 普段は、ほとんど見ないテレビだけれど、土曜の夜、NHKBS2でやっていたので、見始めた。 レッドカーペットにぞくぞく大物スターが登場。 ドレスアップした美男美女が、愛嬌を振りまいて会場に向かう。 セレモニーが始まり、脚色賞、主演女優賞、監督賞etc.そして作品賞と、 発表されるたびに一喜一憂する関係者たち。 プレゼンターと受賞者の、歯の浮くようなトークと、 日本人には違和感のある、スタンディングオーべーションのくりかえし。 歴史のある儀式は、こうも形骸化するものかと思っているうちに、寝てしまった。 目が覚めたら番組が終わり、いつの間にかとなりで妻がテレビを見ている。 「お母さんの好きな ”カワイイ”が始まった。」 娘の言葉に、画面を注目する。 番組は、「東京カワイイTV」というタイトル。


東京渋谷 109 界隈を、外人ギャルが闊歩している。 東京のギャルたちが発信する、ファッション、カルチャー情報に、 感度の高い、アジアやヨーロッパの若者が注目。 ぞくぞく日本に上陸し、ギャルファッションを買いあさっていくそうです。 そういえば、ウィーンに行ったとき、 大きなショッピングビルの中に、日本の漫画ショップがありました。 ウ○コすわりして、たむろしている若者たち。 日本のアニメが世界を制覇したことを、あらためて認識しました。


あなどれない、日本のサブカルチャー。 キーワードは " kawaii。 大人の世界では、" iroke " 色気のない私が言うのもなんですが、家具だって、まずは色気ですよ。 ゴミのような番組ばかりと思っていたテレビにも、掃き溜めにツル。 NHK的ではあるけれど、こんな面白い番組があったんですね。 いまさらながら、「東京カワイイTV」で目が覚めました。 (画像は「東京カワイイTV」のHPより借用。日米中の三カ国語バージョンあり、なるほど国際的です。)