十人十色というけれど・・・

私の母校であった一番町小学校が生まれ変わった「番町活動センター」。

先日、町内の会合で行ったら、フリーペーパー「十人十色」が置いてありました。

団塊「輝く世代のアクティライフマガジン」というコピー。

退職して、新たな人生を輝かしいものにしていこうという、団塊世代応援の雑誌のようです。

図書館などで見かけるので、手にとって読んだことがありましたが、

その最新号を見ると、なんと最終号となっていました。



全部で11号まで。

番町活動センターにバックナンバーがあったので、そのいくつかを頂いてきました。

創刊号  特集「恋する」

vol.5.6号 特集「静岡遺産」

vol.7号  特集「心のバカンス」

最終号  特集「団塊世代はどこへ向かうのか」 etc.

そして、この雑誌に登場するライターの皆さん。

「吉蔵」の島桑厨子を気に入ってお買上下さいました、女性のアーティスト。

家具製作でお世話になっている、先輩のデザイナーの方たち。

さらに、ブログを初めてから交流するようになった、Uさん・Sさんなどなど。

静岡を舞台に活躍し、代表する顔となっている著名人の記事のいろいろ。

我が社が提供した島桑材を含む、各種銘木材による「携帯用香箱」も取り上げてありました。

還暦を境にこれからどう生きるか。

IT革命の波にのって、スマートフォンを駆使してtweetする人。

人と交わらず、ブログで自分の人生を振り返る人。

携帯もパソコンもなくても、地域活動している人。

十人十色というけれど、

身近な回りを見回すと、ITと関係なく生活している人がいかに多いことか。

時々、ブログは? twitterは?と舞い上がっているミーハーな自分がバカに思えてきます。

「十人十色」の最終号後記でK氏は書いてます。

Webに関して言えば、団塊世代ではそれほど活性化していない。

ネットから新しい情報を得たり、ブログ等で発信する人もまだまだ少ない。

新しい事は始めたいが、自ら先頭を切ってやろうとは思わない。

団塊の多くは、健康や収入に不安を抱き、介護の真っ直中にある60代なのである。

静岡市団塊世代事業はこの3月で終了。

雑誌「十人十色」も廃刊となるそうです。

静岡暖快倶楽部は、我が家の隣にある「番町市民活動センター」に移動のようです。

どんな皆さんがいるのか、どういう活動をしているのか、一度覗いてみたいと思っています。