朝日新聞beで語る・四人四色
KAGUメッセまで、あと3日。
好きなときに寝て、適当な時間に起きていた以前に比べ、
最近は12時前に寝て、朝5時過ぎに目が覚める。
ゴロ寝はしなくなり、風呂もきっちり入る。
規則正しい生活が続くのも、メッセが近く、気持ちに張りが出てきたのか。
そういえば、新聞もじっくり読むようになった。
5月29日の朝日新聞「be」のご紹介。
この頃有名人が登場する「フロント・ランナー」は内田樹氏。 「(人気下降の)女子大は社会のニーズに応じるのではなく、 社会の支配的な価値やイデオロギーになじまない、場違い性に意味がある。」 辺境論を説くごとく、魅力的な言葉があちこちに散りばめられている。 「ためらいの倫理学」は少々難しかったけれど、カッコイイなあこの人。 「希望を持とう」の柳井正氏と、「人生を変える『法則』」の勝間和代氏。 いつ読んでも、私の心に響かない。 迷いのない書き方と、自信に満ちたお顔が、原因なんだろうけれど、 私とはまったく違う人種のように思えてしまう。 でも、24時間働いて日本を救っているのは、この人たちか? 「悩みのるつぼ」(人生相談)の回答者、作家・車谷長吉氏。 死の意味を問う学生に対して。 「人は、いずれ自分にも死が来ることを覚悟する必要があります。 そこから真の人生。この死の覚悟のない人は駄目な人です。 世の7割方は人生が始まることなく、終末を迎えます。 気の毒でもあるし、その方がいいかもしれないが、どちらにも人生の救いはありません。」 人が人の為に出来ることは、何なのか。 「私のように、なりなさい」ではなく、「あなたには、あなたの人生」。 この人の答えはいつも、しがらみから逃れられない、臆病な私たちを写す鏡です。 就寝前の30分。ひさしぶりに「be」をじっくり読んで、豊かな気分になりました。
この頃有名人が登場する「フロント・ランナー」は内田樹氏。 「(人気下降の)女子大は社会のニーズに応じるのではなく、 社会の支配的な価値やイデオロギーになじまない、場違い性に意味がある。」 辺境論を説くごとく、魅力的な言葉があちこちに散りばめられている。 「ためらいの倫理学」は少々難しかったけれど、カッコイイなあこの人。 「希望を持とう」の柳井正氏と、「人生を変える『法則』」の勝間和代氏。 いつ読んでも、私の心に響かない。 迷いのない書き方と、自信に満ちたお顔が、原因なんだろうけれど、 私とはまったく違う人種のように思えてしまう。 でも、24時間働いて日本を救っているのは、この人たちか? 「悩みのるつぼ」(人生相談)の回答者、作家・車谷長吉氏。 死の意味を問う学生に対して。 「人は、いずれ自分にも死が来ることを覚悟する必要があります。 そこから真の人生。この死の覚悟のない人は駄目な人です。 世の7割方は人生が始まることなく、終末を迎えます。 気の毒でもあるし、その方がいいかもしれないが、どちらにも人生の救いはありません。」 人が人の為に出来ることは、何なのか。 「私のように、なりなさい」ではなく、「あなたには、あなたの人生」。 この人の答えはいつも、しがらみから逃れられない、臆病な私たちを写す鏡です。 就寝前の30分。ひさしぶりに「be」をじっくり読んで、豊かな気分になりました。