3㎡×5日→100万円以上の売上ノルマ

昨秋、東京ビッグサイトで開催された「Interior Lifestyle・Living」。

「吉蔵」は、静岡の家具メーカー20数社と共に、出展しました。

同時に、静岡市主催の「ニューウェーブ静岡」事業も、

我が社を含めた数社のメーカーとデザイナーが組んだ家具を、ここで発表。

自社のブース、企画展のブースと、二カ所に「吉蔵」の新作が並びました。

その、インテリアライフスタイル展の事務局から、1か月ほど前、

「Interior Lifestyle at SEIBU」出展募集の案内が来ました。



ビッグサイトでの展示会は業者向けのイベントです。

しかし、今回は、池袋西武百貨店インテリア売り場全体を使用した、一般向けの展示会。

Be to Be から Be to C への、初めての試みが企画されたわけです。

最低出展スペース 3㎡。

7月29日〜8月2日までの5日間。

インテリアライフスタイル展に出展した商品を展示。

出展料は無料。

売上の60%が出展者、40%を主催者側に納めます。

以上の要項なのですが、ここに条件があります。

3㎡のスペースで5日の売上が100万円以上を希望。

100万円以上の商品在庫を用意、予約は含まない。

そのために百貨店側を含めた審査があること。

アドバイスを受けました。

高額で、販売に時間がかかる家具は難しい。

インテリア雑貨でも、数がこなせないと、金額に達さない。

年2回の、インテリア・ライフスタイル展出展者1000以上のメーカーから、

選ばれるのは50〜80社。

我が社も、家具雑貨を織り交ぜて応募してみましたが、審査は通りませんでした。

売り場効率を考えた、百貨店のビジネス。

ブランド力のないメーカーが、わずか3㎡、5日間で100万円以上の商品売上が最低ライン?

ちなみに、参加者募集の案内は、静岡の家具メーカー(家具組合)には来なかったようです。