女性ビジネスマンのセミナーは面白い!

今年もお世話になっている、B-nestのマーケティング支援講座。 今回は「中小企業のためのお客様がお客様を呼ぶクチコミニティ・マーケティング」。 口コミをシステムとしてビジネスにしている、女性社長のお話です。


講座の内容は、3つのパートに分かれていたと思います。 まずは自己紹介と言うことで、自分史を話されるのですが、これが面白い。 普通なら話せないような、自分の体の事を赤裸々に語って、ドキッとさせる。 そんなことまで・・・と思ったのですが、つらつら考えてみるに。 名前とか顔とかは、よほど奇妙でなければ忘れてしまう。 滅多にない人生のハプニングを披露することで、 女社長さんの名前が出てきたときに、かならずその話が話題になる。 わずか15分で、見知らぬ人を話題の人としてすり込んでしまう、ビジネステクニックですね。 続いて、男性と女性の消費行動の違いについて。 モノ(スペック)にこだわる男性。私(の使う姿)にこだわる女性。 「勝負・攻める・進化する」などが男性用コピー。「一緒・ほめられ・好き」が女性用コピー。 1つの的(目的)に向かって突き進むのが男性。回りを見ながら何でも欲しいのが女性。 う〜ん、これってセクシャリティの本質的なものなのかなぁ、とちょっと疑問。 たしかに、マスの消費行動からみればそうでしょうから、それを相手のビジネスなら当てはまる。 でも、私たちのような小規模企業は、一般常識と一線を引いた所での勝負となるのではないかな。 後半は、「クチコミニティ・マーケティング」の4つのステップ。  1. クチコミされる良いネタ(話題性)をつくる。  2. 良いネタをクチコミしてくれる人たち(コミュニティ)を発信源にする。  3. クチコミのネタが正しく伝わる工夫(情報発信・配布物の活用)  4. クチコミが広がるしくみ(イベント等、友人との参加の機会)つくる。 これこそ、今回の女性社長の本領が発揮されたビジネスプラン。 彼女のコンセプトを生かした、名刺やチラシ、未来を展望したショップの例。 具体例をあげて、私たちに成功の秘訣を紹介していただき、大変参考になりました。 「数少ない女性が起業する目的はお金ではない。   自分の置かれた状況から生まれた、やむにやまれぬ使命です。」 ・・・だから女性起業家は目立つのです。面白いのです。 「吉蔵」も、女性(妻)が先頭となって、クチコミ+コミュニティの場を設けています。 10年以上も続いている「吉蔵・室礼展」は、そういったお客様がいらっしゃいます。 今回も、皆さまに、先ずはゆっくりくつろいでいただけるよう、準備してます。 「吉蔵。秋の室礼展」ぜひ、お誘い合わせでお出掛け下さい。


指物吉蔵 秋の室礼展 <祈りのかたち・こころの在りか>   期日 9月17日(金)〜21日(水)      午前10:00〜午後5時   会場 しずぎんギャラリー 四季      (アゴラ静岡 7F)