Photoshop仕様のフリーソフトGIMP

写真を編集するソフトでAdobe Photoshopくらい有名なソフトはないでしょう。 ただ、購入するには10万円近くの費用が掛かる。 だから、私の場合、ずいぶん前に購入した古いバージョン7.0をいまだに使用中。 ところが、先日のデジカメ講習会で、 Photoshopそっくりの、無料ソフトGIMPを紹介されました。


誰もがWebサイトからダウンロードして使うことが出来るフォトレタッチソフトGIMP。 もちろん、DTPなどCMYKカラーモードでの処理が必要な場合には、 Photoshop(→Illustrator)が必要となります。 それでも、Webサイト用の画像の作成、写真のリサイズ、 デジタルカメラで撮影した写真の印刷などでは、「無料」のGIMPで十分だそうです。


講座ではテキストを参考に、実際にGIMPを使って画像の処理のいくつかの作業を試みました。 画像のカラー調整、選択範囲の作成、レイヤーの使い方などなど、 私か使用していたPhotoshopとほぼ同じ操作方法。 いや、それ以上にツールボックスには色々な機能が盛り込まれ、 痒いところに手が届くほどの丁寧さです。 (Photoshopの新バージョンはもちろん同様なんでしょうけれど。) いまのパソコン(Mac)が壊れ、新しいOSのパソコンを使うようになると、 ソフトも古いタイプは使用出来なくなるそうですね。 私の場合、Word、Excel以上にPhotoshopIllustratorを愛用しているので、 GIMPPhotoshopの代用になってくれれば大助かりです。 このGIMP、傾向としてはMacOSよりWindowsのOS向きだそうです。 もちろんMacでもOKですが、OS10.6以上でないと使用できないようです。 ちなみに、Illustrator仕様のフリーソフトは無いのか、 講師に聞いたのですが、そちらは無いそうですね。 ベクトルデータのソフトはかなり特殊なようで、汎用性が少ないようです。