今、学ばなければ、いつ学ぶの?

東日本大震災からまもなく1か月近くになろうとしているのに、 我々日常の生活から、不安な要素がいっこうになくならない。 原因は、言わずもがな「福島原発震災」。 私がいま、一番関心があるのが「原発問題」。 浜岡原発をうしろに控える静岡でも、原発の学習会が行われている。 ・原発震災緊急学習会 第1弾 3月29 あざれあ     講師 元福島原発技術者の菊地洋一氏原発震災緊急学習会 第2弾 4月5日 あざれあ   設計技術者から見た原発の安全性     ー原発の「アキレス腱」と真の危険性ー   講師 元福島原発設計技術者 小倉志郎氏




第1弾に続き、昨日の第2弾の学習会に参加しました。 1、2弾とも、多数の参加者があり、原発への関心の高さが伺われます。 原子炉の図解(BWR概略フローシート)を参考に、福岡原発の現状を説明。 第1号機〜6号機まで、アメリカGEの設計を元にしており、 津波の対策が出来ていないこと。 放射能の身体への影響は、まだ十分に解明されておらず、 治療法も見つかっていないこと。 外部被爆より、はるかに危険な内部被爆。 体内に取り込んだ場合、免疫細胞が壊される恐れあり。 日本もアメリカも、使用済み核燃料を持ち込む先が見つかっていない。 質問も矢継ぎ早で、10件以上あり。 女川原発の安全性、浜岡原発の構造、チェルノブイリの教訓、臨界の可能性など、 いかに参加者の関心と学習欲が高いかが伺われた講演会でした。 現在もっともタイムリーな原発についての話題。 私にとって、ITのこと、家具のこと、映画のこと、とまったく同じように、 (たとえミーハー的であろうと)関心の高い、原発のこと。 今、学ばなければ、いつ学ぶの? 原発の不安がなくなるまで、関心が薄れることはありません。