家具の未来を語ろう!(KAGUメッセ通信4)
欧米や中国・朝鮮に比べ、家具文化に乏しいと言われてきた日本。
それは、近代の住まいが家具的要素を建築の中に取り込んで来たから。
それが、床座から椅子座になり、西洋生まれの家具に取り囲まれている現代生活。
しかし、今回の震災で、改めて家具の在り方が見直されるようになるのでは。
部屋の中央の大部分を占める椅子やテーブルやベッド。 私たちの現代の暮らしに欠かせない家具というけれど、 いまのアイテムやスタイルでいいのだろうか? 多くの家のリビングは、大型テレビに向かって家具がしつらえてある。 だからテレビボードと、ソファセットは家具の必需品のようだ。 しかし、くつろぎの有り様は、テレビが中心なのだろうか? 新しい家やマンションから仏壇の置き場が無くなって久しい。 家の中に、その家族の歴史を振り返り、故人を偲ぶ場所がない。 迷っているとき古典を紐解くように、そんな空間の存在が、 本当は、明日の生きる力の源となるのではないだろうか?
コンパクトな部屋を、多様に使い回してきた日本人の暮らし。 変わらざるを得ないエネルギーや、これからの環境の質に合わせて、 カテゴリーから離れた、融通無碍な家具が必要となるのではないか。 「吉蔵」のもっとうは、1人で持てる大きさと重さの家具。 「いい素材」「いいデザイン」「いい技術」の三拍子を備えた家具。 そして、そういう家具の価値を伝えていく「いい情報」。 ソーシャルメディアの時代に必要とされる、新しい「モノ」と「コト」は何か。 そのヒントを考える「シズオカKAGUメッセ」、明日からです!
部屋の中央の大部分を占める椅子やテーブルやベッド。 私たちの現代の暮らしに欠かせない家具というけれど、 いまのアイテムやスタイルでいいのだろうか? 多くの家のリビングは、大型テレビに向かって家具がしつらえてある。 だからテレビボードと、ソファセットは家具の必需品のようだ。 しかし、くつろぎの有り様は、テレビが中心なのだろうか? 新しい家やマンションから仏壇の置き場が無くなって久しい。 家の中に、その家族の歴史を振り返り、故人を偲ぶ場所がない。 迷っているとき古典を紐解くように、そんな空間の存在が、 本当は、明日の生きる力の源となるのではないだろうか?
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