人の短を言うなかれ 己の長を説くなかれ

先日、BSプレミアムで再放送された「空海」特集。

上野の東京国立博物館での「空海密教文化」にちなんだ番組だったようです。

その中で、とてもわかりやすい「空海座右の銘」が、師の直筆といわれる

「人の短を言うなかれ 己の長を説くなかれ」



中国の格言から取ったものと言われています。

でもこれって、妻の、私への名言でもあるんですよ。

当たり前のことだから、「そんなこと、わかってらい。」位に思っていたのですが、

改めて、弘法大師空海)の言葉と聞くと、何となく衿を正して考えてしまう。

つらつら過去のkittsan流ブログを眺めてみるに、

「これって、よくないですねぇ。」(人の短を言う)

「どうだ、この話おもしろいだろう。」(己の長を説く)

って思える記事の多いこと・・・。

ブログにのめり込んでいくと、だんだんこういう傾向になっていくのは、

自己中の私の性格が、そのままブログに反映されたのでしょうか?

それとも、ブログの性格上、そういう記事を取り上げやすくなるのでしょうか?

一方、facebookを始めて、気が付いたこと。

双方向であるための、人間関係の煩わしさもない訳ではないのですが、

同時に一方通行ではない、他者への配慮(いや、遠慮)も考慮しなければならない。

短を言ったり、長を説いたりする場とちょっと違う、

しゃべり場」的雰囲気があるのですね。

実際、facebookの同時性の会話(チャット)などは、

その魅力の最たるモノかもしれません。

私は、facebookへは、「kittsan流ブログ」の記事を繋げていません。

杉山吉孝とkittsanは別のモノとして分けた方がいいのかも、とも思っています。

blogとfacebookの使い分け、だんだん智恵がついてきました。