ギフトショーから得るもの。

久々に出展したギフトショーも、あっという間に終わり静岡に戻ってきました。

喧騒と色の洪水の中で過ごした4日間。

良きにつけ悪しきにつけ、ビジネスの裸の姿が垣間見えるビッグな見本市。

10年前に参加したときとはまた違う、たいへん興味ある展示会でした。



国内外、多くが中小規模の2000の企業が一同に会し、それぞれ特徴ある商品をアピール。

20万人の来場者が市場の傾向を視察し、目を皿のようにして売れ筋を捜す。

「吉蔵」はしずおか葵プレミアム認証品「掌(たなごころ)の厨子」を中心に、

家具と厨子を組み合わせ、祈りの世界を展開しました。

私たちは、ギフトショー出展の常連ではないので、

自社ブースが黒山の人だかりとなることはありません。

むしろ、たまたま通路を通った人がふっと興味を示してブースに立ち寄る。

「祈りの世界」という独特の世界なので、気分の切替が必要なのか滞在時間は長くなる。

私たちは仏壇的なものではない、故人を偲ぶ新たな場所を提案することで、

日常の中に、こころ安らかな祈りの空間の必要性を説明する。



インテリア関係、仏壇業者、ネット関係はもちろんですが、

業態に関係なく、普通の生活者目線で興味を示される方が多くありました。

もちろん、ビジネスが基本。

以前から、こちらが取引対象として注目していた、著名企業とのマッチングも成功。

リアルに商品を展示し、「吉蔵」の姿を見ていただく、絶好の機会。

これからの営業活動がスムースに運ぶための、スタートになったと思います。

名刺交換した多くのバイヤーの皆さまの中から提案をいただき、

思いも寄らぬ斬新な木製品が生まれるかも知れません。

そういうドキドキ感を感じさせる、今回のギフトショーでした。