君の行く道は果てしなく遠い・・・
TVドラマ「若者たち2014」が先々週から始まりました。
このドラマのタイトル「若者たち」は私たち世代なら
誰でも覚えている、なつかしい青春ドラマです。
いまテレビ静岡で放映中の「若者たち2014」は、父母のいない5人兄弟。
長男が妻夫木聡、以下、瑛太、満島ひかり、柄本祐、野島周平のキャスト。
オリジナル「若者たち」は、2014年版とおなじく、5人兄弟で、
長男の田中邦衛、橋本功、佐藤オリエ、山本圭、松山省二のキャスト。
オリジナルが1966年のドラマでしたから、
団塊世代が二十歳前の、青春真っ盛りの頃でした。
私もその当時見ていた記憶があります。
その後、映画化もされました。
印象としては、とにかく「民青チック」(なつかしい言葉)。
口論ばかり、すぐ机を蹴飛ばす、なんとも暑苦しいドラマで、
おとなしいクールな私としては、なんかウザッタい感じもありました。
もちろん私にも、その頃の影響が今も続いて、
このブログのウンチクくさい、偉そうな雰囲気がその底に流れているわけですが・・・(笑)
「若者たち2014」は、同様の熱血ムードもありますが、しらけ模様もたっぷり。
今の社会のさまざまな問題をとりあげ、妻夫木、満島はじめ、
若手演技派の活躍で、見応えのあるドラマになっています。
有名な歌「若者たち」はブロードサイドフォーの素人臭いフォークソングで
私も大好きでしたが、今回のドラマは森山直太朗が情緒たっぷりに歌っています。
今日(7/23)が第3回目(テレビ静岡午後10時より)。
私にとって、あの頃のドラマより自然に、抵抗なく入っていけます。
今どきのドラマの中ではマジメにつくられており、好感が持てます。
ご興味がありましたら、ぜひご覧下さい。