2016-07-15 石川啄木 夏のうた 季節の事 石川啄木 先日の茶会で、待合にあった掛け軸。 ほとばしる喞筒の水の 心地よさよ しばしは若きこころもて見る 啄木 うざったい歌ばかりだと思っていたら、 こんなさわやかな夏のうたがありました。 やっぱり啄木は天才です。 好きだ。 (喞筒はポンプと読むそうです。) 因みに本席では写真を撮らなかったのですが、 いのちなき砂のかなしさよ さらさらと 握れば指の間より落つ 啄木 でした。 こちらも深い歌ですよね。