おわらの里越中八尾町と合掌造りの里五箇山相倉集落へ

富山2日目。
高台のホテルから眼下に富山市、正面に立山連峰が連なる。
その中心、剣岳の稜線から朝日が昇る。
それを屋上大浴場から独り占め ← 早起きは三文の徳。

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さて、2日目は仕事を離れて行ったことのない富山の名所へ。
宿から車で15分の所に八尾町があることを知って先ずは直行。

おわら風の盆」の時はごった返すそうな八尾町も
今は観光客もほとんどなく、普通の暮らしの町の風景。
住人に「風の盆」の事を色々伺うことが出来て楽しかった。

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続いて車は砺波から庄川を登って世界遺産の集落
五箇山合掌造りの相倉集落へ向かう。

今では東海北陸自動車道五箇山インターで降りれば
15分で着いてしまう便利なところになっているが、
それではあまりにつまらない。
そこでわざわざ庄川沿いの山道をくねくね車を運転して
奥深い太古の集落へ向かうことを選択。

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白川郷と共に合掌造りで有名な五箇山
その中でも一番奥の相倉集落は24棟もあり最大の集落。
原始合掌造りあり、奥にはひっそり住民の墓地もある。
観光客もそれほど多くなく、じっくり見学できた。

八尾町も相倉集落も有名な観光地であると同時に
現在も住民が日常生活をしている。
ずっとその風景を残していくには民宿や土産店で
営みを立てているのだけれど、
観光客にいつも覗かれているのはストレスだなぁ。

写真を撮っている外人客に遠慮するように、
車を家に入れる住民の姿をみてそう思った。