杓子庵にて

静岡の藁科川上流、新間地区に中勘助記念館「杓子庵」という古い民家があります。


東京出身の中勘助という作家が、戦時中静岡のこの地に疎開して、執筆活動を行っていました。 夏目漱石に絶賛された「銀の匙」という、子供の世界を描いた小説が有名です。 私も若い頃読みましたが、それほど印象に残った本ではありませんでした。 ただ、岩波文庫の中でもトップクラスの人気小説だそうで、 あらためて読み直してみたいと思っていますが。 さて、その中勘助記念館「杓子庵」でも、写真撮影をする機会がありました。






eしずおかブログでもゆいまーるさんのブログをはじめ、何人かの方が杓子庵を紹介されています。 手前味噌になりますが、我が社の家具も結構さまになっているでしょう? 洋館にも、日本家屋においても、ともに引き立つ、李朝スタイルの良さだと思います。 (「杓子庵」外観は静岡市のHPサイトから借用しました。)