2019-01-01から1年間の記事一覧

総括!今年観た映画

今年の暮れも映画の事。今年観た映画は15本・・・例年より少ない。(20本以上が目標) 日本映画「愛と法」アメリカ映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」イギリス映画「女王陛下のお気に入り」韓国映画「バーニング」日本映画「岬の兄妹」メキ…

朝、充実の3時間

2017年、腰の手術の後、今までにない鬱的な症状に落ち込んだ。立っていられなくなり、横になる。食欲がなくなり体重が減ってくる。人に会いたくないし、ネットを見る事もしたくない。もちろん運動するのも面倒くさくなる。 そんな毎日が数か月くらい続いた後…

初めて神田古本まつりへ行った、

東名バスで東京へ。「神田古本まつり」を初めて見物。60回も続いているそうだけれど学生時代は全然知らなかった。楽しみ! 神保町はカレーの街。有名なボンティは以前行ったので今回はスマトラカレーの共栄堂でランチ。辛!それにしてもボンティの方の列!1…

鈴木邸・秋の探書会

連休の最終日は「鈴木邸・秋の探書会」に行ってきました。午前中の鈴木家当主のトークを聞きに行ったのですが、あまりに楽しくて、長居をしてしまった。加えて会場ではAさんSさんと二人も知人と遭遇した後おしゃべりに熱中してお昼も過ぎて、次の回の始ま…

おわらの里越中八尾町と合掌造りの里五箇山相倉集落へ

富山2日目。高台のホテルから眼下に富山市、正面に立山連峰が連なる。その中心、剣岳の稜線から朝日が昇る。それを屋上大浴場から独り占め ← 早起きは三文の徳。 さて、2日目は仕事を離れて行ったことのない富山の名所へ。宿から車で15分の所に八尾町がある…

「高岡クラフトコンペ」入選のため富山県高岡市へ

台風接近中のこの連休(9/21~22)車で往復800km超の遠路富山へ行ってきました。 1日目は高岡で高岡クラフトまつりに参加のため。そしてクラフトコンペの総評を聞きに。 レベルの高い「高岡クラフトコンペ」に一度は出展したいと思い、今年初めて「TEBACO」…

続けて高橋秀美の処女作「ゴングまであと30秒」を読む。

内容のユニークさと文章のうまさで 暑さを吹き飛ばしてくれた 高橋秀実著「悩む人・人生相談のフィロソフィー」 続けて氏の処女作「ゴングまで30秒」を読む。 スポーツ音痴の私としてはボクシングは遥か彼方の世界。 しかしうらぶれたボクシングジムに集う会…

脱哲学!?/「悩む人 人生相談のフィロソフィー」高橋秀実著

あ〜面白かった。高橋秀実( たかはしひでみね)著「悩む人 人生相談のフィロソフィー」 哲学はつまるところ処世術である。ただこの人の場合ああせいこうせいではなく人生相談(=哲学問題)の回答者(著者)としてはあれはしないこれもしない方が良いと言う結論で…

観る権利を奪われた。

あいちトリエンナーレの「表現の不自由展 その後」中止について色々な人の意見や感想を見てきたけれど、自分側から見れば一番腹立たしいのはこの展示会を楽しみにしていたのにその機会を奪われた事。 オープンと同時に何とか市長から横やりが入りマスコミが…

杜若のキリを舞います/岡諷会夏の素謡会

今日は岡諷会素謡会の夏の能おさらい会 謡は「菊慈童」のワキ方。仕舞は「杜若(かきつばた)」キリ(最後)の舞。を演じさせて頂きます。 ♪ 匂いうつる 菖蒲(あやめ)の鬘(かづら)の♪ 色は何れ 似たりや似たり♪ 杜若花 菖蒲 梢に鳴くは♪ 蝉の唐ころもの♪…

第2回ケアメン講座「リハ・パークしずおか見学会」へ行ってきました。

団創の理事長の紹介があり、興味を持ったのでリハ・パークしずおかへ行ってきました。 近いうちに母、妻を介護する様になるかも。・・・と初めて体験するケアメン講座。 2回目は城東町にある施設「城東保健福祉エリア 保健福祉複合棟2階」「リハ・パークし…

歴史と選挙と映画と/7月20日私の行動

7月20日 午前10時 青葉小学校跡地「戦国時代末期のまち(道と武家屋敷の石垣)を駿府で初めて発見。」のニュースを聞いて、その説明会に参加。貴重な遺跡を見ようと大勢の人で賑わっていた。 午後1時 浜松駅北口。立憲民主党の立会い演説会に遭遇。党首の枝野…

真実のために自分を信じて疑え/映画「新聞記者」

最初から最後まで瞬きもため息もさせないサスペンス満載のエンターテイメント映画。 まさに政治こそが自分の人生を左右する最大の力である事を証明した映画。 シム・ウンギョンと松坂桃李と田中哲司。3主役俳優の絡み合いのバランスが見事! 時にカメラがク…

政治の季節

参議院議員選挙も後半戦に突入。政治には疎い私だけれど、自分なりに考えている。 50年前、私は明治大学の学生だった。 大学のあるお茶の水や駿河台界隈に登校すると、道路が催涙弾で煙り、火炎瓶や木片、布切れなどが散乱している状況が度々あった。 大学の…

至福のとき、関野晃平展を観る。

幻の漆芸家「関野晃平」氏の作品展が静岡県島田市で7月7日まで開催されている。 知る人は僅か、(入場者は少ないそうだ)けれども、氏の珠玉の作品を知っている人なら遠く神奈川県からまでも来ていた。 これだけの完成度の高い作品を作りながら名前は残さない…

亡くなってから注目された画家 リヒャルト・ゲルストル

国立新美術館の「ウィーン・モダン」展は概ね物足りなかったけれど、ひとつ思わぬ収穫があった。 「リヒャルト・ゲルストルの油絵2点が展示されていた事」ゲルストルの事は私がウィーンへ行くまで全く知らなかった。ところが、ウィーンのいくつかの美術館で…

無くなっては困る店

先日、ラペック静岡へ行った折、右隣の店の入り口に、こんな張り紙がありました。 閉店のお知らせ お芋産地 問屋さんの高齢による廃業で 美味しいお芋が入手困難になり閉店することになりました。 焼芋・かき氷と永年のご愛顧感謝します。 ありがとうござい…

こんな夢を見た。

50年ぶりに再会した中学時代の恩師が主催している文章講座に通って1年が経った。著名な作家、川端の「雪国」や谷崎の「春琴抄」などを読んで、皆で感想を述べ合い、最後に各自で感想文を書く。そしてそれを先生が添削してくださる。感想文を書く時間は残り1…

平成時代に私が観た映画ベスト3

平成から令和へ変わる今、私にとっては還暦から古希へ程の感慨は無いけれど、まあ、区切りの一例として好きな映画の話を。 誠実であるがゆえに、時代に翻弄され取り残されていく男たちを描いた、忘れられない3本の傑作です。(公開年代順) イギリス映画「日…

橋本治が気になる。

橋本治が亡くなった。私と同世代の享年70歳。 彼の登場は何といってもあの刺激的な、東大駒場祭のポスター。「止めてくれるなおっかさん、背中の銀杏が泣いている・・・」が鮮烈なデビューだった。 それから小説からエッセイ、古典文学の現代語訳と膨大な数…

毎年恒例、1月2日のありふれた過ごし方。

正月二日の朝6時半ごろ、家を出発して徒歩で天神の湯へ向う。明け方の空を見上げると、月と金星のランデブーが可愛かった。 呉服町、伊勢丹前では、既に初売り目当ての人たちが並んでいる。伝馬町から横田町へ旧東海道を東に。ちょうどその頃日が差してくる…