2009-01-01から1年間の記事一覧

ホスピタリティとは?/ブログを楽しむ(10)

最近、「ホスピタリティとは何か?」という事をよく考えます。 ひとことで言えば、「ホスピタリティ=もてなし」。 主にホテル、観光地など、サービス業界で使われる言葉ですが、 接客をする場合には、どんなケースでも必要とされている基本的な考え方ですね…

ウィーン・ア・ラ・カルト「燦々編」

この秋のウィーン旅行を「音楽」「美術」「学問」など、カテゴリーごとに取り上げて来ました。 「グルメ」「郊外」など、まだまだ書きたいことはあるのですが、取りあえず今回でおしまい。 私の脳裏に今も燦々と輝く、ウィーンの印象を、思うままにまとめて…

私の好きな映画・今年のベスト3

今年もあとわずか。 クリスマスの今日から、あと一週間で新しい年2010年に。 こどものいない我が家では、ミニカシコにエンジェルを飾って、Merry Christmas。 ウィーンの思い出が強く残って、好きな映画も、秋以降はわずか3本しか見なかった。 「ポー川のひ…

TVTaro 買うのやめました。

手軽な映画レビューと、1か月のTVエアチェック案内。 TVTaro は、私のミーハー情報誌として、10年以上購読してきました。 しかし、この12月号で、買うことをやめました。 なぜならば、ただ一言「気持ちが悪くなった」から。 テレビファン以上に映画ファン向…

ウィーン・ア・ラ・カルト「建築編」

ウィーンの有名な宮殿、教会、美術館などの建築物を取り上げてきました。 しかしこの他にも街の至る所に「ユーゲント・シュティール」と呼ばれる 19世紀末芸術が生んだ建築があり、タウンウォッチングを楽しめます。 分離派会館(ゼツェッション) 分離派と…

対面販売とネット販売

日本橋三越「吉蔵」展示会が始まりました。 毎日妻が店頭に立って、接客、販売に努めています。 相変わらず好調なのが、「金具アクセサリー」。 価格が比較的安価なためか、立ち止まる人に説明をすると、 ほとんどの方が購入されるそうです。 松坂屋での展示…

日本橋三越<和のある暮らし展>ご案内

今年「吉蔵」は、年初の米子高島屋にての「工房家具展」を皮切りに、 岡山、神戸、東京と、各地で家具展示会に参加いたしました。 御来場の皆さまと、楽しく、また貴重なひとときを、過ごさせて頂きました事を感謝いたします。 さて、2009年もあと半月。 「…

ウィーン・ア・ラ・カルト「家具編」

美術、工芸品の宝庫である、ウィーン。 しかし、家具に関しても、素晴らしい歴史があることを知りました。 宮廷家具博物館 リング内の旧市街より少し離れたところにあります。 ほとんど人がいない静かな環境で、ハプスブルグ家代々の家具を見ることが出来ま…

自由権と社会権

12月10日は「世界人権デー」。 世界人権宣言が、1948年12月10日の第3回国際連合総会で採択されたことを記念して設けられました。 「すべての人間は、生まれながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である」 理想にはほど遠い現実を、少しで…

cost minimum & effect maximum

東京国際家具見本市(IFFT)や「にっぽんらいふ展」など、何度か全国規模の家具展示会に出展しました。 そして「吉蔵」は、どの展示会でも、ブースは、最低の大きさ(1コマ分)。 さらに経費節減のため、今回は、展示品を自社ワゴンで会場まで運びました。 3m×…

伝統と地域の底力 / 2009 IFFT 私感

総合インテリアの祭典、東京国際家具見本市(IFFT)が終わりました。 皆さま、遠路よりの御来場、ありがとうございました。 振り返れば、国内最大のインテリア情報ステージに立った、夢のような三日間。 世界で活躍するトップデザイナーと名刺交換させていた…

IFFT展示会始まる。

東京ビックサイトにて、2009年IFFT(東京国際家具見本市)が始まりました。 家具中心の「にっぽんらいふ」展。 雑貨中心の「Interior Lifestle」展。 前年まで、別々の会場で開催されていた二つの展示が、 今年から、同じ会場でひらかれることになりり、 名…

感情別カテゴリー/ブログを楽しむ(9)

なんでもないこの写真。 わたしの家の、隣の公園。 ここ二三日続いた、小春日和の、秋の午後。 おばあさんと介護の女性が、静かにベンチにすわっている。 次の日は、老人男性3人が、楽しそうに会話している。 土曜日は、子供が自転車をおいて、遊びに夢中に…

国際家具見本市へ準備中

今年も、あと1ヶ月と少々。 日本の家具の最大のイベント「東京家具国際見本市(IFFT)」が、間近になりました。 「吉蔵」は、二年ぶりの出展に向けて、準備におおわらわです。 IFFT interior lifestyle living ーライフスタイルをトータルに提案するインテリ…

「うつ対認知症」チェックリスト

加藤和彦さんの自殺について、そろそろメディアも下火になるこの頃。 アエラ11月9日号の関連記事「父親世代荷下ろしうつ」を思い出して、 根拠のない内容に呆れつつも、いろいろな事、考えてしまいました。 うつの原因はいろいろ考えられるけれど、 会社の要…

ウィーン・ア・ラ・カルト「美術館編」

歴史を経てくると、その国の優位性を示すものとして、 武力ではなく、文化度の高さが重要になってきます。 オーストリアの帝都ウィーンには、文化の薫り高い美術館が散在しています。 今世紀にオープンした、複合アート施設MQ(ミュージアム・クォーターウィ…

ニューウェーブしずおか松坂屋展 始まりました。

つなぐデザイン ーニューウェーブ「しずおか」創造事業発表展ー Part 2 会期 2009年11月18日(水)〜 12月1日(火) 午前10:00 〜 午後7:00 会場 松坂屋静岡店(本館7階イベントスペース) 静岡市葵区区御幸町10-2 家具メーカ+素材メーカー+デザイナーが組…

ダンベル先生、長寿の秘訣

嘗て、ダンベル体操を考案。 世のダイエットブームを引き起こした、鈴木正成教授。 しばらく名前を聞きませんでしたが、今も健在のようで、 11月14日(土)の朝日新聞に、「トクホ」の疑問点を書いていました。 「トクホ」とは特別保健用食品のこと。 メーカ…

ウィーン・ア・ラ・カルト「街角編」

リング内のホテルに宿泊したおかげで、 私たちは、魅力的な旧市街を、あちこち探索できました。 オペラ座から始まるウィーンの銀座、ケルントナー通り。 シュテファン大聖堂前の広場を左折すると道幅が広くなる、グランベール通り。 さらに、突き当たりを左…

椅子と日本人のからだ

地元静岡に、クラフトマン、デザイナーなどからなる「静岡椅子研究会」があります。 その主催で、先日「椅子と日本人のからだ」について、セミナーがありました。 講師は、「日本人の坐り方」を研究されている、武蔵野身体研究所主宰、矢田部英正氏。 氏は、…

産業フェア・御来場ありがとうございました。

11月7日、8日と、ツインメッセで開かれた「産業フェア」。 多くの皆さま、御来場ありがとうございました。 「吉蔵」にとって、10数年ぶりの「産業フェア」出展。 確か、ツインメッセ北館のオープニング記念に参加して以来と思います。 初日、入り口を見て、…

ウィーン・ア・ラ・カルト「教会編」

今回のウィーン旅行で、一番見たかった建築の1つが、「アム・シュタインホーフ教会」。 オットー・ワーグナー設計の、世紀末建築の代表作です。 アム・シュタインホーフ教会 一般公開は、病院施設内の教会のため、土曜の午後3時からのガイドツアーのみ。 そ…

11月・2つの展示会(静岡)ごあんない

10月から11月に橋かける週末。 今年は例年の大道芸に加え、国民文化祭しずおかが催され、 静岡市の繁華街には、地方都市とは思えないくらいの人の波で、溢れていました。 さて、今月の「吉蔵」は、静岡市で開催される、2つの展示会に参加します。 「産業フェ…

eしずおかブログが消えた?/ブログを楽しむ(8)

10月5日、12時前。 昼休みにパソコンに向かって、eしずおかブログに繋ごうとしたら、 「ただいま、こちらのサイトにはアクセス出来ません。」の表示。 「ええっっっ!?」 焦って、「kittsan流」ブログにアクセスしても、反応がない。 家具組合のサイト「静…

木工作家・藤井慎介氏のこと

いつもお世話になっている染織家の影山秀雄さんから、 静銀ギャラリーでの展示会のDMをいただいた。 「今回は木工の人と一緒にやります。」 と、初めて聞く木工作家「藤井慎介」氏の名前が載っていた。 その日は、好奇心が強いというか、欲張りというか、1日…

ウィーン・ア・ラ・カルト「学問編」

ウィーンは、世界的な音楽家、美術家、建築家などを生み出した都市ですが、 優れた多くの学者もこの街から誕生しました。 その、基盤となっているのが、ウィーン大学。 ドイツ圏、最古、最大の大学で、10数人のノーベル賞受賞者を送り出した名門。 音楽家ブ…

「静岡の特産品・東京展示会」三日目

「静岡の特産品・東京展示会」三日目。 ホテルでブログを書いている。 パゾコンはホテルでレンタルの時代。 ロビーにコイン式インターネットはあるけれど、10分100円。 一泊1000円で、長時間快適にWebに向かえるレンタルが有利。 さて、展示会初日…

「静岡の特産品・東京展示会」始まる

10月21日(水)より、新宿西口広場イベントコーナーにて、「静岡の特産品・東京展示会」が始まりました。 回を重ね今回で8回目、静岡市が企画した出張見本市では、数少ない成功例です。 今回は、今までで最高の30社が参加。 さらに、初めて全会場を借…

ウィーン・ア・ラ・カルト「宮殿編」

ウィーンは、欧州の背骨ともいわれる、ハプスブルグ家の本拠地です。 ホーフブルグ(王宮)、シェーン ブルン宮殿、ベルヴェデーレ宮殿、と3つの宮殿を巡りました。 ベルヴェデーレ宮殿 ハプスブルグ家の家臣、オイゲン公の夏の離宮で、今は美術館になってい…

Climate Change (気候変動)

今年の夏期は、前半雨天が続き、夏らしくなったのは8月中旬。 また、後半は、晴天続きの残暑が長く、秋の来ない9月だった。 秋の支度をして行った9月のウィーンは、夏のような暑さだった。 シルバーウィークの静岡も、30度近い日が続いて、例年より温度が高…