フランス映画「恋人たち」ルイ・マル監督のDVDを観る

最近観たい映画が見当たらないのでビデオで昔の映画を見る。 フランス映画「恋人たち」ルイ・マル監督 世間知らずのブルジョアジーの若奥様(ジャンヌ・モロー)が主人公。 女友達やボーイフレンドと好き勝手に遊び呆ける毎日を過ごしていたある日、 クルマの…

歌人、小佐野弾氏の自伝的小説「僕は失くした恋しか歌えない」 読了

歌人、小佐野弾氏の自伝的小説「僕は失くした恋しか歌えない」 読了。 大伯父を国際興業グループの小佐野賢治氏にもつハイパーセレブ系の最高級の親ガチャ。 子供の時からボディガードが見守っていたという皇族並みの生活。 小説は主人公が母と兄が持つ会社…

中島岳志著「思いがけず利他」 読了

中島岳志著「思いがけず利他」 読了。 横断歩道を渡ろうと待つする小学生。 私は車を止めて渡り終わるのを待つ。 小学生は頭を下げて渡っていく。 段差で転んでしまった私に 「大丈夫ですか?」と声を掛けてくれる若者。 起き上がって「大丈夫です、ありがと…

清田隆之著「自慢話でも武勇伝でもない『一般男性』の話から見えた生きづらさと男らしさのこと」 読了。

清田隆之著「自慢話でも武勇伝でもない『一般男性』の話から見えた生きづらさと男らしさのこと」 読了。 この長たらしいタイトルの本。 「一般男子」でくくられる、「健康で、仕事あり、異性愛者」いわゆるマジョリティ10人の、建前の世界では話さない、家庭…

何と言ってもバーンスタインの音楽/映画「ウエスト・サイド・ストーリー」スティーブン・スピルバーグ監督

旧作のロバート・ワイズ監督「ウエストサイド物語」は中学三年の時に観た。 勉強を教えてもらっていた静大の学生さんが連れて行ってくれた。 自分はその時の印象を覚えていないが、彼が「踊りが素晴らしいね。」と言ったことを覚えている。 それから、リバイ…

今年最初に観た映画/日本映画 「偶然と想像」濱口竜介監督

今年最初に観た映画。 日本映画 「偶然と想像」 濱口竜介監督 確かに人の行動は「偶然」に左右される。 そしてその偶然をもとに「想像」を巡らす人間の面白さ。 言葉の洪水を一言も聞き逃さず映画を観ているうちに見えてくる、 偶然に翻弄される人たちの、嘘…

今年見た映画14本

今年観た映画は14本。 20本が目標だから少ない。 「きみが死んだあとで」「ONODA1万夜越えて」など観たかったけれど見逃した映画もある。 燃ゆる女の肖像 あのこは貴族 天国に違いない すばらしき世界 シカゴ7裁判 ノマランド 街の上で アメリカンユートピ…

「カラマーゾフの兄弟」をもう一度読みたい。

朝日新聞12月28日朝刊「天声人語」にドストエフスキーと「カラマーゾフの兄弟」の事が出ていた。 世の中には二種類の人間がいる。『カラマーゾフの兄弟』を読破したことがある人と、読破したことのない人だ。」 ・・・そう書くのは村上春樹さん。 私は学生の…

青春18切符で奈良の旅(2日目)  

近鉄奈良駅近くのビジネスホテルへ泊まった次の日(11日)は、まず旅行では恒例の早朝ウォーキングで東大寺へ。 運慶快慶の阿吽の金剛力士像が睨みをきかせる南大門から右側にある二月堂へ。 ここは数年前妻と奈良旅行の折も行ったけれど、自由に回廊に登る…

青春18切符で奈良の旅(1日目)

12月の10日と11日、青春18切符を使って奈良へ行ってきた。 行きは静岡から名古屋まで東海道線。名古屋からは関西本線で奈良へ。 途中、亀山から加茂まで、電化されていない区間でディーゼル車に乗った。 一両のみのワンマンカーで、加速する時のグーンという…

brotherhood 対 sisterhood / アメリカ映画「プロミシング・ヤング・ウーマン」

brotherhoodとsisterhoodの対決のような映画。 男女の性の関係に於いて、この映画のように 攻める側にとって性は快楽の1つに過ぎないけれども 守れない側にとっては死に値する屈辱となるケースがある。 男性の同志はことの重大さが理解出来ず、 犯した罪を隠…

「四字熟語」はシニアの頭の体操

ある作業をするために四字熟語に注目した。 解っているようで解らない「四字熟語」の世界。 参考にと二冊の本を取り寄せた。 「四字熟語ひとくち話」岩波書店辞典編集編 (岩波新書) 「中国の四字熟語」祐木亜子著 (日本実業出版社) まずは岩波の方だけれ…

海外でこそ大受けしそうな映画 / 日本映画「いとみち」(横浜聡子監督)

青森県・津軽を舞台に、メイドカフェでアルバイトする 人見知りな津軽弁少女の奮闘と成長を描いた青春ドラマ。 「いとみち(糸道)」とは三味線を弾く時に爪にできる溝のこと。 津軽弁と津軽三味線というローカル色の魅力がたっぷり。 と同時に、よくある家…

男性を侮るなかれ。

先月(5/7)の朝日新聞の声の欄に 「男性脱衣所に女性の清掃員 不快だ」 という中年男性からの投稿があった。 「多くの公共浴場やスーパー銭湯の男性脱衣所で 女性の従業員が掃除をしているケースが多い。 なんとも思わない男性もいるだろうが自分は不愉快だ…

川柳を楽しむ

昨年の夏頃からZOOMで川柳を楽しんでいます。 シニアサークル「団塊創業塾」のメンバーが コロナで集会所に集まることが難しくなった結果、 有志がオンラインを立ち上げそこで色々な行事を行っています。 その一つが「川柳会」。 たまたま会員に川柳の得意な…

一斤600円の食パン

先日、馴染みのガソリンスタンドの社長から ディンケル全粒粉パンという600円の 「すご~い高いパンを買った。」という話を聞いた。 パンが好きな私は「どこのパン屋?」と聞いたら 「そこだよ。」と家の近くを指したので興味を持ち、 どんなパンがあるのか…

〇〇は話が長く時間がかかる。

先日、百貨店にいらしたお客様の住む、 富士宮市まで弊社の厨子を届けに行きました。 私はその方とはまだ売り場で対面しておらず、 電話で会話したのみなのでどんな方か分かりません。 さて、お出迎え下さったのは仏壇店の年配の女性。 赤とピンクの中間のル…

この一曲をとことん語る・・・ラベル作曲舞踏詩「ラ・ヴァルス」

クラシック音楽は高校時代にブラスバンド部へ 入っていた頃から好きだった。 今は妻の影響でもっばら邦楽を聞く機会が多いが、 半年ほど前、facebookで静岡AOIの講堂で行われる クラシック愛好者サークルを知り、覗いてみた。 「この一曲をとことん語る」と…

2021年 明けましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。 今年の元旦は久し振りに娘と 初日の出を見に行きました。 場所は静岡市の南、大浜海岸。 風が強く寒い朝でしたが、 快晴で気持ちがよく、 太陽は遠く伊豆の山から、 雲に邪魔されず登りました。 右手に赤く染まる富士、 後…

今年観た映画・・・コロナ下で21本も

今年はコロナの影響で映画館が閉鎖されたり、 上映予定の映画が延期になったり、 好きな映画もお預けか、と思ったけれど、 例年以上、21本の映画を鑑賞した。 日本映画「カツベン」 イギリス映画「家族を想う時」 韓国映画「パラサイト」 アメリカ映画「アイ…

今年(最後まで)読んだ本

コロナでステイホームと言うこともあってか 結構本を読んだような気がしたので、振り返ってみた。 今年「最後まで読み通した」本。 ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー (プレディ みかこ) 漂流老人ホームレス社会 (森川すいめい) 方丈記 (鴨長明…

今年最高の衝撃作品・チェコ映画「異端の鳥」

暗そう難しそう、更に上映時間が長い。 評判の映画だから観たいけれど気が進まない。 観る前はそういうタイプの映画だと思っていた映画「異端の鳥」。 結果、この映画は難解でなく、時間が長くも(3時間)感じませんでした。 また、暗闇の中にかすかな明かり…

口坂本温泉から蕎麦「つど野」へ

名前は知っているけれど、行った事のない 安倍奥の温泉「口坂本温泉」。 なんでも掛け流しの湯がヌルヌルしていると 聞いて、出かけて行った。 静岡から約1時間、もうちょっと走れば井川湖に着くほど遠い。 9:30にオープンしたばかりなのに、もう3人入浴中…

三保海岸にて「三島由紀夫トークショー」を聞いた。

50年前の今日(11/25)、作家三島由紀夫が市ヶ谷の自衛隊駐屯地で クーデターを促す演説をしたのち、割腹自殺を遂げました。 当時私は大学生で東京にいるはずでしたが、 学生運動により休校が続いており静岡の自宅にいたと思います。 テレビのニュースを聞い…

All the Things We Never Said / 日本映画「生きちゃった」(石井裕也監督)

胸に突き刺さるような映画だった。 日本映画「生きちゃった」 (石井裕也監督) 最初から最後まで緊張の連続で目が離せないのは 「TENET」と同じだが、 あちらはアルゴリズム(時の転換)に、 こちらは翻弄されるパッション(愛憎)に。 幼馴染の3人組。うち…

蕎麦工房「玄庵」(蕎麦屋探検 その1)

昨晩、団創の仲間とオンラインで蕎麦談義を楽しんだ。 そして今日、気になっていた蕎麦屋が藤枝にあるの思い出し、 ちょうど焼津に用があったついでに寄ってみた。 藤枝高洲にある蕎麦工房「玄庵」。 1年ほど前、丸子の匠宿で、蕎麦祭りがあった折、 藤枝の…

静岡のレガシー、「浅間神社」と「臨済寺」をめぐる。

10月24日、昼は浅間神社へ、夜は臨斎寺へ。 静岡市の代表的な社寺体験の貴重な1日でした。 浅間神社で行われた「オクシズ漆の学校」第1回。 今回は静岡文芸大学の先生が講師となって、 日本の漆文化の解説と、漆塗りの改修が終わって 12月の通初めを待つば…

歌集「滑走路」を読む。

歌集「滑走路」 萩原慎一郎 著 この本、だいぶ前に図書館で借りて読みました。 また、10/3朝日新聞夕刊の一面に紹介されていました。 歌集としては俵万智の「サラダ記念日」以来の 3万部を越すベストセラーとなっているそうです。 この度、文庫化されたので…

18切符で南信州・その時のハプニング

野辺山から小海線で小淵沢へ戻って来て、これから行く茅野までの列車を待つ間、休憩所で立ち食い蕎麦を食べていて気付いた。 「眼鏡がない!」 バックの中も、ポケットにもない。改札口の乗務員に聞いたが届け出がないという。そのうち彼は私が乗ってきた列…

七夕の夜、謡「楊貴妃」を練習する。

梅雨の真っ只中、雲に覆われ天の川は見えないけれど、せめて鬱陶しい気持ちを晴らす愛の物語をと、謡の先生が「楊貴妃」を選んでくれました。 (画像は「としま能の会」昨年7月の公演のポスターです) 能「楊貴妃」亡くなった楊貴妃の魂の行方を尋ねよとい…