毎年恒例、1月2日のありふれた過ごし方。

正月二日の朝6時半ごろ、家を出発して徒歩で天神の湯へ向う。 明け方の空を見上げると、月と金星のランデブーが可愛かった。 呉服町、伊勢丹前では、既に初売り目当ての人たちが並んでいる。伝馬町から横田町へ旧東海道を東に。ちょうどその頃日が差してくる…

今年のドラマ best3 (映画2本+TVドラマ1本)

今年観た映画は17本。 日本映画「光」大森立嗣監督日本映画「花筐」大林宣彦監督フィンランド映画「希望のかなた」アキ・カウリスマキ監督アメリカ映画「スリー・ビルボード」マーティン・マクドナー監督日本映画「リバーズ・エッジ」行定 勲監督アメリカ映…

還暦から古希へ

とうとう古希になった。 最近の「記録する」「見てもらう」という新しいツールのおかげで、思い出を簡単に整理出来るようになった。 以下、私の還暦から古希まで10年の棚卸し。 この10年で終わったこと<父との生活が終わった>父が86歳で逝去。晩年は認知症…

大須賀町「小さな美術展」と愛宕下羊羹

先日、大須賀町の「ちっちゃな文化祭」に行ってきました。歴史ある街道を歩きながら、旧家を借りて展示している作品を鑑賞するのが目的なのですが、一番の楽しみは「愛宕下羊羹」をゲットすること。 「とらやの羊羹」は超有名ですが、全国各地にも素朴で絶品…

ウナギとかき氷で暑気払い

娘の誕生日に、はたまた暑気払いに、ウナギとかき氷の組み合わせ(食い合わせ)? 娘が休みで帰省したので、母妻娘私と4人で1年ぶりの「鰻の満喜多」へ。ここの、ふわっとした鰻の身の柔らかさと、口に残らないほどよいたれの品の良さ。ゆば入り肝吸いと香…

夏休み、こんな本を読みました。

夏休み、こんな本を読みました。岡本純子「世界一孤独な日本のオジサン」(角川新書) 恐ろしいタイトルとは裏腹に、まさにコミュ力溢れる、女性ならではのデータを並べたおしゃべりでいっぱいです。 前半は、世界のオジサンに孤独病が蔓延している事を報告。…

春宵一刻値千金

春宵一刻値千金 (しゅんしょういっこく、あたいせんきん) 花有清香月有陰 (はなにせいかあり、つきにかげあり) 歌管樓臺聲細細 (かかんのろうだい、こえさいさい) 鞦韆院落夜沈沈 (しゅうせんいんらく、よるちんちん) 春の夜の一刻は千金に値する清らかな花…

朧月夜を詠う 樋口一葉

おもふこと 少し洩らさむ友もがな うかれてみたき朧月夜に 「朧月夜に浮き立つように、恋心を少しだけ話せる友がほしい。」二十四歳で没した樋口一葉が、死の前年に作った歌だそうです。日経新聞の夕刊<耳を澄ましてあの歌この句>に解説がありました。文筆…

オセローの思い出

シェイクスピア原作のオセロをSPACが公演した宮城聡演出「オセロー」を観劇して、思い出したこと・・・。 その1 20代のころ、中央公論社から世界の文学というハードカバーの豪華本シリーズをいくつか購入した。その第一巻がシェークスピアだった。 「ハムレ…

夢幻能が新しく蘇ったSPACの「オセロー」を観て。

シェイクスピア原作のオセロを夢幻能というスタイルでSPACが公演した舞台を楽しみました。能舞台のような装置、さらにデスデモーナを主人公にした斬新な解釈の演劇でした。 能の形式で言うと、 シテ 「デスデモーナ」 ワキ 「旅の僧」 シテツレ「3人の女」 …

人生最良の日

facebookをscrollしていたら、ある文章講座の記事が目に留まった。ブログを始めて物を書く楽しさを知るようになった私は、興味を惹かれたので、続いてその詳細をtapした。 「スノドカフェ文章講座」 ーうたの系譜を探る・北原白秋ー 講師は〇〇あきを氏。国…

お正月こそ面倒臭いことを。

明けましておめでとうございます。 今年も我が家の正月祝い膳が並びました。妻が他人のものは気に入らない、いや、料理が得意なので、ほとんどが手作りです。 最近ではいろいろなものが入るようになったおせち料理ですが1番大切にしているのは「祝肴三種」で…

今年(2017年)観た映画・・・少な~い

今年は秋以来気分が優れず、 好きな映画を観る気がしなかった。 見落とした話題作が多く残念。 アメリカ映画「スノーデン」(オリバー・ストーン監督) アメリカ映画「沈黙-サイレンス」(_マーティンス・コセッジ監督) 日本映画「彼らが本気で編むときは、」(…

タイトルがカッコいい/日本映画「彼女の人生は間違いじゃない」&「夜空は最高密度の青色だ」

最近、タイトルに惹かれて観た、若者を描いた日本映画2本。 「彼女の人生は間違いじゃない」 廣木隆一監督 「夜空は最高密度の青色だ」 石井裕也監督 ともに最近の日本映画の傑作だと思う。 日本映画 「彼女の人生は間違いじゃない」 まず 、タイトルがいい…

鬱になった。

やる事が重なって、それがうまく進まなくて、 問題が次々に起きて、期限がどんどん迫ってきて。 食欲が無くなって、体重が段々減ってきて、 起きているのが大変で、横になってばかりいて。 人に会ったり、電話するのが億劫で、 mailやfacebook、新聞も本も映…

肺に影がある?

1月に脊椎間狭窄症の手術をして約2週間後、 無事退院してさらに数日後、 年に一度の会社の健康診断がありました。 血液検査、心電図、胸部X線検査、血圧他 ひと通りの検査を受けた後、しばらくして結果が来ました。 「胸部X線検査で異常陰影が見られます…

病気いろいろ 人生さまざま

2週間の病院生活で、同室となった何人かの方々。 カーテン越しに話が聞こえてきたり、親しくお話させて頂いたり。 ほんとうに、病気いろいろ人生をさまざま、でした。 タクシー運転手の30代のAさん、お年寄りの車に2回も追突され、 首のヘルニアで手術のため…

1950年代の静高生を描いた小説/三木卓著「柴笛と地図」

今迄、あまり知らなかった作家「三木卓」 全く聞いたことがなかった小説「柴笛と地図」(集英社文庫) この物語が1951年から54年まで、静岡高校で過ごした主人公の 少年の思春期を描いた、氏の自伝的小説だったとは・・・。 当時静高(旧制静岡中学)は静岡…

私の腰痛(リハビリ)レポート その2

脊椎間狭窄症 腰痛対策最前線の記事によると、 腰痛には原因不明の非特異的腰痛(85%)と 原因が明確化出来る特異的腰痛(15%)がある。 重篤な特異的腰痛には腫瘍や感染、大動脈瘤によるものと、 それ以外の外傷、骨折や神経痛による腰痛に分けられる。 …

年寄りを NAMENNAYO !

最近外国映画に食指が湧かなくなった理由の一つに 陳腐なタイトルが多くなったという思いがある。 タイトルで内容を知らせようと焦るせいか、 原題と程遠いタイトルが増えている。 特にアート系の映画。 高齢者がお客様の為か、大きなお世話の過剰な親切。 …

中国へ行きたい!

正月三が日はいかがお過ごしだったでしょうか? 私は腰痛のためウォーキングが思うように出来ず、 もっぱらチャリで移動しました。 三日通い詰めたのは、静岡駅前の本屋「戸田書店」の二階。 静かな環境で本が選べるここは、私の大のお気に入りの場所。 そこ…

わたしがサプライズした・今年の映画ベスト3

映画好きの私が今年みた映画は15本。 昨年と同数で目標の20本に届かず残念。 観たかった「キャロル」や「怒り」などを見逃した。 「黒衣の刺客」 ホウ・シャオシェン監督(中国映画) 「恋人たち」 橋口 亮輔監督(日本映画) 「ハッピーアワー」 濱口 竜介…

東西の宗教観が混在したようなホラー/日本映画「淵に立つ」

日本映画「淵に立つ」(深田晃司監督) 凄い映画だった。 そして、何よりも怖かった。 日曜日のシネギャラリーの夜の部は私が1番の番号札。 30分ほどロビーにいたけれど、誰も来ない。 このまま、一人でこの映画を見ると思うとぞっとした。 そのうち男性…

New!ビスケットキングへ 行ってきました。

嘗て、我が町番町地区(研屋町)にあった静岡一美味しい ケーキ屋さんと評判の、知る人ぞ知る「ビスケットキング」。 2011年に店を閉じた後、半年後藤枝でオープンの予定、と聞いた。 しかしず〜と店は始まらず、最近までオーナーの動向も分からなかった。 …

ピアノコンサートで三つの有りえないハプニング

久し振りに妻とピアノのデュオリサイタルに行った。 会場は50人ぐらいのホールで、ピアノを囲むアットホームな雰囲気。 曲目はドビュッシーからストラビンスキーまで、 近代から現代への私のお気に入りの曲が揃っていた。 開演時間になって演奏者が入場する…

萩と秋明菊と彼岸花

9月に入ってから不順な天気が続いています。 だいぶ前、私が顔に帯状疱疹が出来て入院したのもこの頃、 今年は妻が初旬から熱が出たり引っ込んだりするので、 病院に行ったら軽い肺炎だったりして。 そんなこんなで、連休は家事に追いまくられています。 三…

世の中はまずは自分の為にあり/映画「ブルックリン」

帰りたいほどに安らかな故郷 捨てたいほどに煩わしい故郷 異民族の中で習慣の違う人との 愛があっても貧しく不安定な人生に未来を託すか? 暮らしを共にし心置ない仲間たちの中での 愛する人と平凡であろうこれからに満足するか? ふたつの国(アイルランドと…

私の腰痛(リハビリ)レポート その1

40代はスポーツウォーキング、 50代はエアロビクス。 少年時代はまともに的に向かってボールが届かなかった位の 運動オンチの小生が、20代になって身体を動かす爽快さに目覚め、 60代後半の今も運動を続けているのですが・・・・・。 2013年2月28日。 会社の…

団地族に疑われ異星人に助けられる / 映画「団地」

あの傑作映画「顔」に続く 阪本順治監督× 藤山直美主演の新作と聞いて、 期待したのですが・・・。 藤山直美、岸辺一徳、濱田マリら芸達者が揃って、 空気に染まりやすい団地族(人間)の醜態が 面白おかしく描かれていた前半は 秀逸の映画だったけれど、 後半…

安倍川橋は日本一のボーストリング橋

花火で賑わった「安倍川橋」は、 ある事が日本一の価値ある土木遺産だそうです。 先日ポストに入っていた「市老連だより」に面白い記事がありました。 現在の橋は、明治以降3代目で大正11年(1922年)7月に竣工。 安倍川橋と名付けられた。 鋼鉄製のトラス(複…