ニューウェーブ「 しずおか」創造事業に参加しました。

静岡市が、地場産業のものづくりを支援して20数年。 「ダイナミックス」事業」10年。 「ウッディフロンティアしずおか」10年。 そして、「ニューウェーブしずおか」が5年目に突入。 国内外トップクラスのデザイナーとメーカーとのコラボから、 幾多の傑作、ヒット作が生まれました。


「吉蔵」は、1995年の「ダイナミックス事業」から参加。 「ウッディフロンティアしずおか」で4回、 「ニューウェーブしずおか」では今回で2回。 合計7回も参加し、新しいものづくりに挑戦しています。 斬新なデザインを共有する機会や資金に乏しい私たち零細企業にとって、 この事業により、自分の思いのままをぶつけるチャンスを与えられて来ました。 最初は付き合い方を知らず、デザイナーに気後れし、一方的に与えられた製品作りに終始。 しかし、回を重ねる内、デザインの合理性、こちら側の作り方、ビジネスとの連携、 などなど、メーカー側の立場を主張し、デザイナーと協議するようになりました。 さて、今回のニューウェーブ「 しずおか」創造事業。 先日第一回目の会合がありました。 12社、11チームのメーカー側メンバー。 家具製品、小木製品、革製品、漆製品、照明、など、 多岐にわたった職種からの参加者です。


まわりを見回すと、若手、中堅のオーナーがずらり、白髪の私が最長老のようです。 今回の参加は、「吉蔵」とこの静岡の輝かしき事業の、総まとめをしようと思い立ち、 若い人の感性と、わずかでも経験ある自分の美意識とを競い合うつもりで参加しました。 今回、「吉蔵」というか、私が思いを秘めているキーワードは二つ。 [けっかい] [ステージ] その具体的な内容は追々告白して参りますが、 まずは、参加者の皆さま、デザイナーの皆さま、 この場所で、「吉蔵」オーナー杉山吉孝の、参加宣言をさせていただきます。 (集合写真はプロデューサー日原佐知夫氏のfacebook画像から拝借しました。)