ウィーン・注目の建築物

ウィーンは、宮殿、教会、美術館の宝庫と言われています。 また、かつて城壁だったリング環状道路周辺には、 ウィーン改造時代に建てられた様々な様式の建築物が並んでいるそうです。 あまたある、傑作建築のなかで、私が注目したのは・・・。


アム・シュタインホーフ教会  オットーワーグナー設計の世紀末建築の傑作といわれています。  精神病院の一部で、病気のケアに配慮した、近代の理想の教会建築のようです。  土曜日午後のみ見学可能。  市内から郊外バスで30分も行く不便なところですが、ぜひ見てみたい。


ウィーン大学  ドイツ圏最古、最大の大学。  フロイトブルックナーが教鞭をとり、日本人では斎藤茂吉中島義道が学んだ名門。  講堂にある、物議を醸したクリムトの天井壁画の一部が有名です。  普段は未公開で、土曜のみガイドツアーによって見学できるようです。


国立図書館プルンクザール  バロック様式の傑作で、世界一美しい図書館といわれている。  ホーフブルグ(王宮)のなかにあり、ハフスブルグ家の蔵書など、260万冊の書籍数。  手続きをすれば、手にとって読むことが出来るそうです。  今年はハイドン没後200年のため、直筆の楽譜が展示されているようです。


ウィーン国連都市  ウィーンはニューヨーク、ジュネーブに次ぐ第3の国連都市。  核開発について論議する IAEA国際原子力機関)はここが本拠。  旧市街の古色然たる町並みとは対照的な。未来都市建築群が立ち並んでいるそうです。 もちろん、シュテファン寺院やシェーンブルン宮殿が有名ですけれど、 普通の観光コースでは、見過ごされてしまうこれらの建物。 個人旅行の醍醐味で、ぜひ、訪れてみたい。