ウィーン・帰国後最初のご報告

9月24日・木曜日・午後2時(日本時間午後9時)

私たちを乗せたオーストリア航空は、ウイーン・シュヴェヒャート空港を離陸。

9月25日・金曜日・午前7時40分、成田国際空港に到着しました。

私たちの6泊8日のウィーンの旅、無事終了しました。



一週間前、ウィーンに着いて、最初の印象。

暑い!!。

日本の北海道と同じ、静岡より7〜8度低いと聞いて、

秋の服装を用意したんですが、昼間は半袖で充分。

全日程”晴れ”で、流石に朝はジャケット姿もあったけれど、

多くの旅人、ウィーンの住人は、Tシャツ、短パンが多かった。

妻などは用意した衣服の半分は着なかったのでは・・・。

(もっとも不在中の静岡も残暑が厳しかったようで、温度差は正解だったですね。)

さて、お話ししたいことはたくさんあり、追々に整理してupすることとして、

まずは、私が旅行前に記事にした、2つの疑問にお答えしましょう。

(1)海外旅行にパソコンは必要か?

  

  コレは、一応ビジネス旅行ではない私にとって、不携帯が正解でした。

  

  何らかの方法で、現地からウィーンレポートを行うつもりでした。

  有難いことに、ホテルのロビーに1台、インターネット用パソコンを発見。

  早速「eしずおかブログ」にアクセスして、「kittsan流」を検索。

  開けたのはよかったのですが、なんと日本語の部分が全て、□□□になっている。

  つまり、日本語は読めないのですね。

  



  次の手段として、事前に調査してあった、ホテルの近くのインターネットカフェへ。

  日本語入力も可能で、1時間5.9ユーロ(約800円)のコースで挑戦しましたが・・・。

  まず、キーボードの配列が違うし、ショートカットがうまく使えない。

  ようやく30分ぐらいして慣れ、文章を書き進めて、取りあえず保存をクリック。

  ところが、こちらのウィルスチェックが邪魔しているようで、保存が困難。

  「危険な状態です。」のサインが消えることなく、未完成でタイムオーバー。

  閉店時間も間近なので、こちらもあえなくギブアップしてしまいました。

  さらに、もうひとつの方法を発見。

  □□□部分を日本語に変換せず、ローマ字で入力すれば、一応報告出来るのではないか。

  そう思って、ホテルのパソコンルームに行きましたが、今度はその度に、誰かが使用中。

  残念ながら帰る日まで、パソコンは空いている時がなく、使えませんでした。

  コメント下さったゆみさん、皆さん、ごめんなさい。

  結局、ウィーン現地報告は失敗に終わりました。

  もっとも、そのおかげで、睡眠時間も削らず、体調良好で過ごすことが出来ましたが・・・。

(2)海外旅行に電気ポットは必要か?

  

  コレも、夫婦にとって、不携帯が正解でした。 

  ウィーンは水が飲めるので、現地用プラグ(Cタイプ)に持参の電気ポットを接続して、湯沸かし。

  ところが、妙な音がして、15秒もしない内に沸騰。

  不審に思いながらもその日は取りあえず、お茶が飲めました。

  翌日再び、使用したところ、ポットの一部がパッと光って、熱が入らなくなってしまいました。

  新品の電気ポットは、二回目にして、ブロークダウン。

  電圧230Vのウィーンで使用するためには、プラグの他に変圧器が必要だったわけです。

  

  



  さて、お湯の欲しい妻は次の日から意を決して、レストランにお湯をもらいに行くことになりました。

  「お湯をもらう時は、Heißes Wasser、bitte? て言うんだっけ?」

  「英語が通用するから、Can I have the hot water? でいいんじゃないの?」

  妻は英語を何度も口で唱え、レストランのボーイの所に向かいました。

  「Can・・・」 

  言葉がつまった途端に、

  「You need the hot water?」と ボーイが ニッコリ♪

  「You drink Japanese tea or miso soup?」とも聞かれたそうです。

  

  それ以来、妻は気を良くして、毎晩電気ポットと1ユーロのチップを持って日参したわけです。

こうして一週間。

憧れと不安で始まった、夫婦ウィーン旅行。

徐々に持ち前の図々しさが姿を現し、自己中行動が見え隠れする旅に変わっていきました。