ビジネスプランコンテストは楽しかった。

知人が出場すると言うことで、初めて見物に行ったビジネスプランコンテスト。 評判は聞いていましたが、予想以上に楽しませていただきました。


学生の部は未見で、拝見したのは一般部門から。(出場順)    1.「誘蒲マダムの口福ビジネス〜蒲原発のいわしカレー販売〜」      山﨑伴子さん(かんばら口福屋)    2.「農業者と消費者と伊太利亭がつくる『リアルフード品質』で静岡(地産)を発信!!」      圷 有恒さん(伊太利亭・リアルフードあくつ)    3.「助産院に集う地域コミュニティの輪」      根方友紀さん(ママサロンはな)    4.「『静岡街アド』元気な商店街構想! デジタルサイネージ、マッチングビジネス」      加藤章浩さん((株)ウェブサクセス)    5.「はじめてきもの小梅〜誰でも簡単に自分で着られる、はじめてきもの〜」      松浦啓子さん(はじめてきもの小梅) 出場者各人の、個性あるアイデアと、その具体化、それに懸ける熱い思い。 絶妙トークに、うんうん頷いたり、笑ったり、感心してしまいました。 結果は後から知ったのですが、上位はすべて女性が考えたビジネスプラン。 三人の女性の、生活感覚に根ざした、リアリティのあるプランに納得。 線路の敷かれたビジネスしか考えつかない、我が頭の固さを思い知らされますねぇ。


特に面白かったのが、「はじめてのきもの小梅」さん。 この方は、以前から「eしずおかブログ」内「きものは着るもの」というタイトルのブロガーさんで、 私のお気に入りというか、いいブログだなあ、と思っていた人。 その、媚びたり気取ったりひねったりしない、単刀直入の語り口に、好感を持っていました。 実際のプレゼンテーションも、ブログのスタイルと変わらない。 核心にどんどん突き進んでいく、晴れ晴れとしたトークは、小気味良いものです。 若干、キモノに対する思い込みの強さが気になりましたが、 私も家具に対して、ここまで愛情を持てるかしらん、と思えるほど。 審査会終了後早々、好奇心の強い私は、小梅さんの所に行き、名刺交換。 男性のキモノのことなど、色々話を聞かせていただきました。 このビジネスプランコンテスト、もう8回も続いているそうです。 もし、私がビジネスプランを考えるのだったら、どうするだろう。 新しく起業するのではなく、今の自分のビジネスをどう軌道修正するか。 地に足が着いたモデルで、グランプリを狙いたいですね。