海外見本市出展のためのコンペに挑戦!

インテリア関係の企業が目標とする海外展示会はサローネ(ミラノ)かメゾン・エ・オブジェ(パリ)。

その、二大インテリア見本市のどちらかに参加するための選考会がありました。

社団法人国際家具産業振興会が主催し、経済産業省の補助を受けて実施されている事業。

その名を sozo_comm といいます。



我が国の生活関連品は「モノ作り」における技術力は世界水準にあるが、

「モノ語り」として対外的に発信する力が弱い。

こうした状況を打開するため、インテリア関連製品を対象として、

「機能性」「デザイン性」「モノ語り性」を兼ね備える製品を選定し、

「新たな日本ブランド」として海外の有力な見本市に出展することなどにより、

我が国の生活関連製品の魅力を対外的に発信することが重要である。

こういう骨子のもと、sozo_commは昨年度より3年間、

毎年全国から応募を募り、実施されています。

一次審査はまず、書類による審査。

二次審査は、所定の場所に製品を持ち込んで、プレゼンテーションを行う現物審査。

そして晴れて二次審査を通過すると、

家具はサローネ、雑貨関係はメゾン・エ・オブジェに出展出来る。

さらに、副賞に11月の東京国際家具見本市(IFFT)に

格安の参加費で展示出来るご褒美が付いています。

弊社(吉蔵)は昨年、静岡県の事業 「SHIZUOKA with Nature」

で静岡の7メーカーとともに「メゾン・エ・オブジェ」に出展し、

欧州インテリア見本市のスケールの大きさ、内容の濃さを実感しました。

この体験により、次は家具部門で是非「サローネ」に出展したい。

夢は大きく膨らんでいきました。

そして今回、弊社製品「ZUSHI KASHIKO」が2007年度グッドデザイン賞受賞したのに後押しされて、

その製品を含め、6点をピックアップし、sozo_comm選考会に応募しました。

書類による一次審査は、ネットを通して指定されたフォーマットに情報を入れていく方式。

画像と説明を入れ、送信してから、当否の連絡を待ちます。

7月末審査結果通知がありました。

とりあえず、一次審査は「合格」。

何社くらいが応募し、一次審査を通過したでしょうか。

二次審査の会場に行ったときは、通過した70社の展示スペースがありました。

次は二次審査。

9月5日、五反田の東京デザインセンターのホールにて現物による審査が行われました。