家具は何処へ?/IFFT(東京国際家具見本市)雑感
国内最大の家具見本市、IFFTに行ってきました。
今年の家具の流行は? 新しい技術やデザインが見られるのでは・・・。
でも、どこにもそんな家具はありませんでした。
登録して中央入口から入場すると、
ホームテキスタイルとライフスタイルショップの
贅沢にとった膨大なスペースが目に入る。
それが今回のハイライトゾーンのようです。
正面入り口、向かって左側は日本メーカーの家具、家庭日用品、インテリア装飾品。
県単位の地場産業ブースが多数。また、弊社が参加したsozo_commのブースもあります。
向かって右側が海外から来た家具、部材、インテリア小物、雑貨。
外国家具のブースは少なく、インテリア雑貨が目立ちます。
このように、大きく3つのゾーンに分かれていました。
東京国際家具見本市は今年、大きく変わりました。
messe frankfurtが主催者になって、大型家具は排除、または隅にやられ、
おもしろ雑貨が中央を占めるようになったわけです。
私たちが参加した国際家具振興会主催の「sozo_comm」コンペの審査員も
メインステージにあるlife style shopのオーナーが多数でした。
「家具からインテリア雑貨へ」
「家具店からlife style shop へ」
ここ数年の大きな流れですね。
家具のブースが無くなったわけではありません。
ビッグサイト東館中央コンコースの反対側、日経リフォーム博の中で開催の「にっぽんらいふ展」。
ここで静岡、旭川、高山など家具産地のメーカーが頑張っていました。