KAGUメッセは宝の山
KAGUメッセの非日常的な一週間が終わりました。
家具を愛するお客様から、
同業者の仲間から、
デザイナーの面々から、
そして、技術を磨く若い職人さんから、多くの貴重な感想や意見をいただきました。
昨年1回お休みをした、吉蔵のKAGUメッセ。
こんなに大切な宝の山だったんだと、改めて感慨にふけっています。
DMの中にあるこの屏風が欲しくて、遠路はるばるやって来た。
亡き子供のためにあちこち捜していた、オープンタイプの厨子がやっとここにあった。
和風は若い人たちのためにある、小上がり座敷をもっと研究するといい。
1人の人が持てる重さと大きさ、結局、軽く、コンパクトで、シンプルな家具が望まれる。
見せかけの手作り感だけではない、優れた技術が生きるデザインをしたい。
若いデザイナーは、もっともっとベーシックな日本の木工技術を勉強したがっている。
静岡の家具工房は、家具作りをめざすクラフトマンにとって最高に魅力的だ。
頭、体、心と、バランスの取れた、ていねいな仕事をしていきたい。
それぞれの方々の熱い思いに、これから私たちが、ひとつひとつ答えていかなければなりません。
来年に向けて様々な課題をいただいた事に、感謝の気持ちを持って、後片付けを始めました。
今年来場されなかった方は、来年はぜひ、来て見ていただけるように。
今回楽しんでいただいた方は、次回はもっと楽しんでいただけるように。
しずおかKAGUメッセはこれからも、「家具のある暮らしの夢」を実現するよう、努力してまいります。
多くの家具を愛する皆さま、この度はKAGUメッセ御来場、ありがとうございました。