ダンベル先生、長寿の秘訣

嘗て、ダンベル体操を考案。

世のダイエットブームを引き起こした、鈴木正成教授。

しばらく名前を聞きませんでしたが、今も健在のようで、

11月14日(土)の朝日新聞に、「トクホ」の疑問点を書いていました。



「トクホ」とは特別保健用食品のこと。

メーカーが実験データを提出し、効能の裏付けを国で審査。

その結果、お墨付きのマークの表示を許可。

生活習慣病のための健康商品が氾濫したため、

インチキ商品を淘汰するための制度なんだそうです。

ただ、鈴木教授によると、実験データの基準が曖昧で、

メーカーの都合のいい結果を国に報告するケースがあとを絶たない。

花王食用油エコナのように、後から問題点がで出来て、

国は後追い調査になっている場合が多い。

それに、トクホを進める財団法人には、またまた天下りの影が見えるそうです。

エコとか、健康という言葉に弱い私たち。

たとえば「省エネ○○」とか「○○健康食品」とかのグッズが、通販の世界に蔓延しています。

はたしてこういう物って、効果があるのでしょうか?

国が認定する「トクホ」にしても、その効能の曖昧性が指摘されているのですから、

いったい何を基準に、物を選んでいったらいいのか、途方に暮れてしまいます。

私なんか、病院の出すクスリですら、疑わしいと思っています。

鈴木正成教授の「長寿の秘訣」は、いたって当たり前。

 1. 規則正しい生活

 2. 好き嫌いなく腹八分目

 3. 適度な運動

 4. いつも穏やか

の、四つに尽きるそうです。

ところで、社長業を長く続ける秘訣も、これと同じだと思いませんか?

 1. 単調な仕事を飽きもしないで毎日続ける。

 2. 儲けは独り占めせず、腹八分目くらいでいいよなあ。(と思いつつ、半分も無理?)

 3. 時々、外部の情報をいれて、新陳代謝をはかる。

 4. 仕事バカにならず、自分の世界を大切にする余裕を持つ。

と、私は実行しているつもりなんですけれど・・・。