社会の事

男性を侮るなかれ。

先月(5/7)の朝日新聞の声の欄に 「男性脱衣所に女性の清掃員 不快だ」 という中年男性からの投稿があった。 「多くの公共浴場やスーパー銭湯の男性脱衣所で 女性の従業員が掃除をしているケースが多い。 なんとも思わない男性もいるだろうが自分は不愉快だ…

言葉は言い様 姿は見せ様

facebookやblogを書いていていつも思うことは、 何を書こうか? 以上に、それをどう表現しようか? ということ。 つまり私の場合、書く内容以上に言い方が気になって仕方がありません。 硬い内容、悲しい内容、過激な内容を ストレートに表現してしまうと、 …

54,412票!

初めに組織ありきじゃなくって、 初めに有名人だからじゃなくって。 何よりも熱い思いがあって、 迷いながらも一歩行動を起こして。 無視され恥をかきながらも、 選挙が終わるまでは続けなければと心に決めて。 その姿を見た友達が、 面倒くさいと思いながら…

自分の子供が選挙に出たなら・・・。

明日はいよいよ参議院議員選挙投票日。 序盤戦からここへ来て、私の関心事が大分変わってきた。 先週末、娘たちが帰省して選挙の話になった。 東京では例の、三宅洋平氏が大フィーバーしているらしい。 私たち家族は時々政治的なことも話題になり、選挙に興…

遅れてきたポスター

県庁前を通ったとき、ふっと目についた。 我が家の近くの掲示板にはどこにも貼ってなかった。 最近になってやっと載った、遅れてきたポスター。 参議院議員静岡選挙区候補者 大獄創太郎氏 キャッチコピー 選挙へ行こう うそつきばかりだ 国民怒りの党代表 小…

参議院選、必ず投票します。

もうすぐ参議院議員選挙投票日。 私達の家族の間ではテレビ、新聞、ネットなど、 様々な媒体から流れる選挙情報で食事時の話題が絶えない。 私は団塊の世代でリベラルな空気の中で育ったせいか どちらかと言うと左寄り。 娘たちは地元選挙区では与党(保守)、…

インテリジェンスの力、きみたちどうなんだ?

毎月楽しみにしている朝日夕刊連載 池澤夏樹氏の「終わりと始まり」 逗子海岸映画祭で「アート・オブ・ラップ」という アメリカンラッパーたちのドキュメンタリーを池澤氏が観た時の感想。 浜辺で自由にラップ映画を楽しむ雰囲気が あの有名な「ウッドストッ…

東山旧岸邸の華麗なる家系図

安倍首相の集団的自衛権閣議決定が話題になっている昨今、こんな事を思いした。 ちょうど昨年の今頃、家族四人で箱根に一泊の旅行をした時に、 二日目の帰り際、前から寄ってみたかった御殿場の東山旧岸邸を訪れた。 藁葺き屋根の入口の門をくぐり、右に行く…

望まない戦争が何故起こったか/八月の砲声

6月29日(日)の静岡新聞朝刊<大自在>にサラエボで起きた オーストリア皇太子暗殺事件の事が載っていた。 欧州全体が戦火になった第一次世界大戦。 そのきっかけがちょうど100年前の1914年6月28日に起きた この暗殺事件だったことは、歴史の教科書で教わっ…

SPAC芸術総監督、宮城聡さんの素晴らしい挨拶文。

団塊創業塾の集まりで、隣になった若者(私にとっては・・・S君、失礼)に 「ふじのくにせかい演劇祭」のパンフレットをもらった。 それを一枚めくって、最初のページにこんなコトが書いてあった。 <多様性> 1914年に第一次世界大戦が始まって、百年。 こ…

慕われて40年。やっぱり鈴木邦男さんはカッコイイ。

先日静岡で、鈴木邦男さんの講演会があった。 元右翼・一水会顧問・ジャーナリスト専門学校講師 以前、氏の著書「夕刻のコペルニクス(正続)」「言論の不自由」 などを読んで、たいへん興味をもった人。 もちろんず〜っとファンです。 ジャーナリストなのに…

清水大曲交差点手前、魔の交差点で待ってます。

今日もまた、オバカな運転手がアブナイ交差点を曲がろうとしている。 侵入してくる車を見つめる様に、曲がった先にパトカーが待機している。 案の定、右折した車はストップを掛けられた。 喪服を着た老夫婦が乗っている。 運転していた紳士に降りてもらって…

団塊創業塾、これからやってみたいこと。

所属している団塊創業塾、新春サミット(1/12)に参加しました。 いつものとおりの3部構成。 第一部 基調講演 桧森隆一大学教授「よしやるぞ!わたしが創るシニアの未来」 団塊世代前後の現状の姿を紹介。 趣味や学習で満たされるほど生活は豊かでなく、仕事…

「忘」をわすれるな。

2012年最後の一日、今年も慌ただしく1年が終わります。 facebookに見られる昨今の投稿が、妙にハートウォーミング調になってきている。 新しい年を迎えるために、溜まった憂さ晴らしの年忘れの行事の数々。 そして家も身体も心も洗い流し、門松のむこうの世…

脱力してはいけない・・・今日投票日。

妻に、思い出したように話しかけた。 「明日、投票日なんだよね。」 メディアの予想は全て、自民党圧勝。 凄まじい組織の力 対 個性という実態がない力 無力感に襲われて、最近は新聞すら読む気がしなかった。 facebookで、誰かがこの記事を取り上げた。 そ…

本音で語ること/二つのセミナーを聞いて。

9/8の土曜日は午後から夜にかけて、二つのセミナーをハシゴした。 昼の部は「団塊創業塾サミット」 基調講演 松本すみ子氏「地域社会の担い手シニア世代が創る未来」 データに基づくシニア世代の現状。 生涯現役指向・年金兼兼生活のすすめ 地域社会で起きて…

あたりまえのこと

6月20日の静岡新聞朝刊に矢作恒雄氏の時評が載っていた。 「大飯原発の再稼働決定」 ー安全の独占やめようー 野田総理大臣が大飯原発の「安全性」を確認し、 「国民生活を守る」ために再稼働を決定した。 ・・・・・・ 核分裂を利用する既存原発の最も深刻な…

子供の日と原発ゼロの日とジュリーと

ゴールデンウィークが終わった。 連休中、いろいろなコトがあった。 関越自動車道で夜行バスが防音壁に衝突し、乗客に多くの被害者が出た。 北アルプスで気候が激変し、軽装の登山客が遭難したこと。 北関東で竜巻が発生し、住宅が倒壊して負傷者が出たこと…

「浜岡原発県民投票実現に向けて」の講演会に行ってきました。

今年もゴールデンウィークが始まりました。 4月29日緑の日に「浜岡原発県民投票実現に向けて」の講演会に行ってきました。 「本当に大切なことは県民が決めよう!」がスローガンの原発県民投票の説明会です。 誰もが関心ある原発問題。 現在停止している浜岡…

3月11日 鎮魂の一日

2011年3月11日。 私がこの世に生まれてから今まで、 こんなに多くの日本人が亡くなった日は無かったように思う。 恐らく、私がこの世からいなくなる日までにあるかどうか。 今日だけは、原発のこともあるけれど、 ともかく犠牲になった方々へ、追悼の気持、…

「働く」ということ

2012年、明けましておめでとうございます。 正月三が日、仕事から離れて過ごしました。 特に3日は、ソウルに出掛けた妻娘のおかげ、一人で川根温泉に浸かってホッコリ。 明けて4日、今日からは公的な仕事始め。 私もそろそろ、仕事モードに身体と頭をチェン…

「恐」の2011年

激動の2011年も残すところ今日一日。 まさに、我が国が大揺れになって、「常識」や「認識」のカラが破られ、 「真実」がむき出しになった今年の3月11日以降。 まるで、3月11日以前は無かったように感じられた2011年。 今年を表す言葉は「絆」だそうだ。 そう…

映画館解体が始まる七間町の今の姿と昔懐かし写真展@ミライエ

10月初旬、閉館を惜しむ映画ファンで賑わった七間町映画館街。 それが、セノバへ移って、映画館の灯りが消えました。 そして今、映画館は解体の準備に入っています。 先日、映画街を通ったら、早くも3つの映画館の壁面に足場が掛かっていました。 報道によ…

フクシマの若者たちの「希望」

8月中旬、私は静岡から福島の被災地へのツアーに参加しました。 その折、南相馬市の災害現場を案内して下さった、20代の若い同市々会議員のT氏。 9月の先日、静岡に来た彼の話を聞く会があったので、行ってきました。 題して 「現実的」脱・原発のススメ 実…

時代のキュレーター/地震学者「石橋克彦」氏講演会を聞く

地震学者「石橋克彦」氏って、ご存じですよね。 1976年の日本地震学会および地震予知連絡会で、 東海地震説のもとになった「駿河湾地震説」を発表した人。 今、静岡県が日本一の地震防災県になっているのは、この人の発言がもとです。 と同時に、浜岡原発を…

コンセンサスの国

昨日(5月18日)の日経新聞夕刊の一面下、「あすへの話題」に面白い記事が載っていた。 「コンセンサスの国」というタイトルで、ドイツ文学者・池内紀氏が書いている。 211年3月11日の災事があぶり出した事はいくつもある。 その一例が、日本がとてつもなく…

脱原発への一歩/菅首相、浜岡原発停止要請へ。

5月6日、夕方7時まえ。 夕食を取り、ジムへいく準備をしていたら、 NHKテレビ、静岡ローカルニュースで、 「今はいったニュースです。 菅首相が、中部電力に対し、浜岡原発の4、5号機の停止を要請しました。」 7時過ぎより、記者会見が行われます。」 「ええ…

原発に向き合う、老若男女1000人のパレード

4月24日・日曜日の朝。 昨日の雨が、街の汚れをすべて洗い流したような快晴。 「菜の花パレードはまおか」絶好のパレード日和。 午後1時半に青葉公園の会場に行くと、すでに黒山の人だかり。 参加予定の知人を捜すが、なかなか見つからない。 その反面、思い…

脱原発の輪/菜の花パレードはまおか

福島原発震災の収拾が長期化し、安心安全な未来が見えない今。 脱原発の輪がソーシャルネットワークを通じて、 市民の中から広がっています。 土壌中の放射性物質を除去することができると言われる「菜の花」 〜あなたの一歩が、社会をキラリ☆と変えていきま…

震災以降見えてきた、市長選候補者の素顔

東北太平洋沖超巨大地震と、福岡原発事故のおかげで、 すっかり影が薄くなっていた、全国統一地方選挙。 私も、東日本大震災以前は、静岡市長選にも静岡県議会議員選挙にも、 もちろん投票には行くけれど、たいした興味もなかった。 それが、3月11日以降、世…