SEOの疑問
静岡商工会議所から送られてくる「CHAMBER」という広報誌の中に、
ITコンサルタントで有名な、加藤忠宏氏の「ITコンサル講演ノート」というコラムがあります。
その最新号に、「SEOの衝撃」と題して、検索エンジン対策の昨今の事情が書かれていました。
・SEO対策として、膨大な量のリンクを張ると、作為的な行為と見なされる。
有料でリンク集めをしているビジネスがあるそうで、驚きですね。
・米Yahooは経営悪化から、新検索エンジンの模索をしているようで、
旧来からのYahoo対策は、考え直した方がいい。
例えば、ビジネスに最大有効といわれた「Yahooビジネスエクスプレス」登録は効果が薄い。
・h1タグにキーワードを入れても検索上位表示されない。
大見出しタグ(h1タグ)は、SEO業者が悪用しすぎて無効になっているようだ。
以上、かつて、Web専門家が推奨していたSEO対策の有効性が、ことごとく疑問視されているようです。
氏の結論は、以下のとおり。
・ブログ経由のコミュニティを通しての、相互リンクが好ましい。
・ブログタイプのHPにリニュアルして、サイト内のリンクを増やす。
・過去の成功事例に惑わせられることなく、最新の潮流をつかまえる。
要するに、今はシステムタイプ(ブログタイプ)のHPこそ有効だという。
えっっ! システム(CMS=ブログ)は検索エンジンから嫌われている、
と言われたのは、ほんのちょっと前ではなかったですか?
専門家の言うことを、どこまで信じて良いか分かりません。
もっとも、彼らだって情報のスピードには付いていけないのかも。
そういえば、毎月増加していた「eしずおかブログ」のブログ総数。
先月初めて、減少に転じましたよね。
月間訪問者数は、もう少し前から、少なくなっているようです。
ブログは飽和状態に来ているのでしょうか?
(今は)バカバカしいとしか思えない「Twitter」なるものに、人気が移っていくのでしょうか?