原発やめるにゃ刃物はいらぬ 無用な電力切ればいい

原発やめるにゃ刃物はいらぬ 無用な電力切ればいい ふっと思いついた、こんな替え歌。 不謹慎な言い回しかも知れませんが、あながち絵空事とも思えません。 「吉蔵工房市」にお出かけ下さった富士のお客様。 富士宮震源とした先日の地震より、富士川以東の「計画停電」がたいへんだそうです。 仕事中の停電では、一切の仕事が出来ないので、片付け掃除など。 自宅の夜間停電に備え、コンセントのないガスストーブ石、油ストーブ、ロウソクを常備。 オール電化で新築した親戚は、キッチン、トイレ、フロすべて使えない。 電力を備蓄するためのソーラーシステムも、切替をしないと役に立たないそうです。 「災害などでの停電時に太陽光発電を活用するには?」はこちら 東京の娘によると、節電のため東京は薄暗いそうですね。 でも、そう言うことには慣れて、むしろ突然の停電が不安だそうです。 先日の、「原発に関する緊急市民学習会」での話。 原発技術者の菊地洋一さんによると、 直下型の東海大地震のもとでは、浜岡原発はもっと危険だそうです。 福島原発事故の終息の可能性、放射能の計り知れない影響。 恐い話が次々出てきましたが、ustreamの画像で当日の講演の話が聞けます。 原子力信仰がもたらした、安心、安全なエネルギーによる暮らしという神話。 それが、3月11日の大地震を境に、脆くも崩れた去った。 原子力発電は、建設費維持費に莫大な費用がかかる。 そしてひとたび事故があれば、東京電力のように会社が滅びる事態に至るという可能性。 これからは、分散型エネルギーの確保。地域単位の小さなエネルギー配給の研究が必至。 先日も、スマートグリッドという次世代の電力インフラについて聞きました。  スマートグリッド(smart grid)とは、電力網の末端(家庭やビルの計測器)と  供給側(送電施設等)に通信機能や計算機能を付加し、  自動で電力の需要と供給を最適化できるようにする次世代の電力インフラのこと。 東日本大震災が教訓というには、あまりに犠牲が多すぎますが、 これからの人類の生き方を考える 今が大きなターニングポイントである事は間違いありません。